7-6。一点差のスコアだが、内容としては読売ジャイアンツに大差で敗れたような、そんな印象となる敗戦だった。しかも、途中まで2-6でリードしていたのだが、7回表に久保田がセカンドのエラーという不運はあったが、高橋への不用意な初球を打たれてツーランホームランを含めて3失点。8回表は藤川がツーアウト後の、これも不用意な四球を足がかりにラミレスに逆転2点タイムリーヒット。9回表は藤川が苦しみ抜いて抑えたものの、その裏もあっけなく終了。
まぁ、今シーズンを象徴するような最終戦だったと言えるかもしれない。打つ方が点を取っても、それを投手が守りきれない。この試合も、久保田と藤川が打たれて終わったと言うことは、反省すべき点が見えてよかったか…。もちろん、すべて投手のせいにするのは酷だ。セカンド平野の致命傷となる二つの失策もあった。平野はタイムリースリベースを打ったが、一死三塁でその後の7点目が取れなかったのが痛かった…。たかが、クライマックスシリーズの1試合であったが、こうもこれまでのシーズンを象徴するとは…。
余裕で首位だったが、肝心なときに勝てない日が続き、これでは三位も仕方ないかと思っていたら、マジック点灯したり、あるいは最終戦で読売ジャイアンツがこけたりして二位確保。このようなドタバタがあって、この結果を得られただけでもよしとしよう。ファンとしては来シーズンに期待しつつ、今回はここまで。
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