これを見て、こんなことを。
参考リンク
「岡崎図書館事件について その1」(高木浩光@自宅の日記)
「岡崎図書館事件(2の2) 図書館はどうしたのか 前編」(高木浩光@自宅の日記)
O市立C図書館の空調機連続運転による騒音公害について
平成22年7月から8月にかけて、猛暑日と熱帯夜が連続的に発生し、空調機の連続運転に伴う騒音公害が発生し、近隣の方などから騒音がひどい、一日中低周波のような不快音が発生する事態が、何度も発生していました。市民の方からその旨のお問い合わせをいただくことも何度かありました。
当館が導入している空調機を設置した会社に連絡し、調査したところ、当館の空調機室外機によるものではなく隣接する建物の故障した室外機による異音であり、当館の空調機は深夜早朝は稼働させていないこともわかりました。これによって、それまでは空調機室外機による異音の発生源とされていた当館の問題ではなく、隣接する建物の室外機による騒音ということがわかり、当館の室外機と隣接して設置されているため誤認も多く、当館も対応に苦慮していました。
しかし、このような状態を放置しておくことは、騒音公害により多くの方にご迷惑をかけることになるので、警察に、このような事例が他にも存在するのか、犯罪性はあるのか、また相談窓口はないか、といったことについて相談し、最終的には被害届を提出しました。
その後の捜査により、故障した室外機を設置し騒音公害を発生させていた人物が逮捕され、報道によりますと、起訴猶予処分となっているとのことです。
当館の空調機は平成17年に導入しましたが、その時点で隣接する空調機室外機の動作によって当館の室外機が自動的に動作・異常音を発生してしまうような事態は、想定していませんでした。今回の事例により、そのような異常動作してしまう方法があることを認識し、本年8月、異常動作を行わないよう、空調機システムの改善を行ったところです。
空調機室外機の音はどうしても出てしまいます。もちろん自身の敷地内である以上、室外機を隣接して設置する事前の申請の必要もありませんが、空調機室外機を近接して設置される方におかれましては、空調機の電源を入れることが、他の空調機設置者に迷惑をかけていないかどうかについて、ご配慮をお願いいたします。
なお、平成23年1月初旬には、空調機室外機入替を主とする空調機の更新を行います。これにより、当館業務の機能強化を行うとともに、今回のような、騒音公害への対応はもちろんのこと、市民の皆さんの使い易さの向上を図ってまいります。
平成22年9月1日
O市立C図書館
とどのつまり、自らの不具合を認識できず、それを他人(業者、警察)のせいにした挙句に、世間の風向きが悪くなったことで苦し紛れの言い訳を放った。しかも言い逃れでなく、議論の稚拙なすり替えである。最悪な対応と言えるものだろう。
こんな形で逮捕された方は、戦前の治安維持法でしょっぴかれた人たちと同様に、たちが悪いと同情することしかできない。責任のある方の適切な身の処し方を望むことは困難かと思うので、警察は関係者を逮捕してください、という声があがっても不思議でないような印象を受ける。
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