珍しく、暦どおりの三連休(17~19日)だったが、こうも暑いと何もやる気がなくなってくる(東京地方)。なので、この三連休は不本意ながら、どこに出かけるわけでもなく自宅でぼ~~ッと過ごした。もちろん、単身ではないので本当にぼ~~ッとしてはいられないのだが、それでもこうして連休明けの今日を迎えてしまうと、「嗚呼、何もしないうちに三連休が終わってしまった…」という後悔が残る(何だかんだで昨日のBlog記事作成に費やした時間が「何かした」といえる最も長時間掛けたものとなった)。
とはいえ、あの暑い中、外に出かける気が起きないし、ましてや街歩きなどやることそのものが間違っている。観光地に行こうという指向ではもとよりないし、わざわざ混雑しているところに行くという行為が信じられない(笑)。
これからも暑い中、休暇はやってくるが、このような怠惰な何もしない休暇を過ごしていいものだろうか。などと自問しつつも、結局のところは「休み」なのだから休んで何が悪いという話になるのだろう。後悔先に立たず、というが結局は先に立てたくても立たないものなのだ。
森鴎外がドイツに留学した時に、当地では長い夏期休暇を取ることにびっくりしたという話をきいたことがありますが、ソ連の指導者は黒海に、中国共産党の要人も河北で長い夏期休暇を取ります。日本では罪悪感につきまとわれてこの習慣が根付きません。まだ社会システムの整備が不十分であることと、休むことを敵視する習慣を取り除かない限り、酷暑の中で国会が開かれるような愚行が止みません。
投稿情報: 木造院電車両マニア | 2010/07/30 23:04