いきなりだが、この写真からご覧いただこう。
場所は、東京都大田区田園調布一丁目11番。ゼンリンの電子地図でいうとここになる。西を東急多摩川線、北と東を旧六郷用水、南は建物を挟んで中原街道(新道…といっても戦前にできたものだが)に囲まれている狭いブロック(写真で言えば、手前の道路は旧多摩堤通りだった道路で旧六郷用水が平行し、右側が東急多摩川線、中央奥に見える柵のようなものは中原街道が東急多摩川線と多摩川を越える丸子橋の一部)だが、さらにその一部は三角形の駐車場と言おうか、それにしては狭すぎるような…(飲料の自動販売機を見ればその奥行きのなさは確認できる。とはいえ、Googleストリートを見ると普通車が問題なく停車しているので、やはり更地は狭く感じるということか)。
この狭い一角は隣接する集合住宅の駐車場なのかといえば──
しっかり「多摩川駐車場」という名称があり、東急ライフィアという東急電鉄の関連会社と思しきところが管理しているようである。境界柵が鉄道との敷地境界によく見られる形なので、うすうすそうかなぁと思いつつ、まさか本当にそうだとは思わなかった。
それにしても、この軽自動車1台駐車することが精一杯のようなこの「駐車場」。おそらくかつては大した用途に利用されていなかったか、あるいは固定資産税等の関係で何らかの用途としておかないとならないものかは定かでない。と、いったところで今回はここまで。
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