前回は、Sandra Lite (x86) 2010.1.16.26のアナライズ結果をもとにCPU(マイクロプロセッサ)の情報を眺めてみた。今回は引き続き、GPU(Sandraではディスプレイアダプタ)の情報について確認してみよう。
………真っ白。
何と、何も表示されず。DYNAMIC HYBRID GRAPHICS SYSTEMに対応していないのかというと、強ちそうとは言い切れないのは、初めてこの機構を採用したVAIO type Zでは情報が表示されていたので、おそらくは別の理由かと思われる。だが、何も表示されませんでした、おしまいではあんまりなので、グラフィックス関連のベンチマークテストでお茶を濁すことにする。対象ベンチマークは、当Blogでは定番のタイムリープベンチとゆめりあベンチマークテストの2本立て(苦笑)。
まずはタイムリープベンチ。以前のVAIO type Z(GeForce 9300M GS搭載)では、やや動きがカクカク気味であり、たったの18FPSという結果に終わった。今回もデフォルトの設定で実行してみると、いきなり50FPSを超えカクカク感もなく、滑り出しも快調。最も遅いところでも35FPS程度までで踏ん張り、最終結果は──
ご覧のとおり、48FPS。なかなかの好成績をおさめた。さすがは中級クラスのGeForce GT 330Mといったところか。ちなみに以下に示すように、概ね50FPSを超える状態で動作できていたので、動きを見ていてもよく動けているといった印象を持つ。
そうなると、2003年のゆめりあベンチマークテストはさらに高い値が期待できる。そんなわけで実行してみると──
何と4万超えの43537を示した。以前のVAIO type Z(GeForce 9300M GS搭載)では21500程度だったので、ちょうど約2倍程度となった。この7年間の進化によって薄型ノートPCで、これだけのスコアを出すことができることは驚嘆に値するとなるだろう。で、今回画像写真がデジカメで撮影したのはPrt Scキーが効かず(というよりもフルスクリーンバッファを拾ってこれない?)、画面コピーをとろうとしてもうまくいかないことから、やむなく数値確認のために行ったもので、Windows 7の制約?なのかは不明(以前のVAIO type Zでは、何ら問題なくできたのだが)。
以上、タイトルと内容は大きく変わってしまったが、今回はここまで。
2010年3月10日追記
画面キャプチャできなかったり、アナライズ情報が得られない理由は、もしかしたら64-bit OSで32-bitソフトウェアを動作させているから(WOW64)かと思ったり。
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