ちょうど先週の土曜日、我が家にやってきた新VAIO ZことVPCZ1(以下機種別記号略)だが、毎日使ってきて以前のVAIO (type) Zと異なり、どうにもBoot時間(電源ON → BIOS画面 → ブラックアウト[プロンプト有] → Windows起動画面直前)が長いのではないかと思ってはいたが、ずっと放置していた。以前の私なら、まずはBIOS設定画面をすぐに確認し、適切な設定になっているかを調査していたものだったが、最近のVAIOノートはユーザ側にさわってほしくないのがありありで(無論、無垢なユーザたちには私が同じ立場なら同じことをするはずだが)、どうせろくな設定変更もできないだろうと後回しにするようになっている。なので、使い始めて一週間でようやくBIOS設定画面を確認してみた。
案の定、Mainページでは情報が出てくるだけで、設定できるような項目などありはしない。バージョンの確認やメモリ搭載量、HDD(SSD)接続状態がわかるだけである(メモリ8GB、SSD 128GB × 4とわかることに意味はある)。では、肝心のBootページを見てみると、
予想どおりの安全策(苦笑)。Internal Optical Disc Driveが最初に設定されている。トラブったときの光学ドライブ(Blu-ray Discドライブ)優先起動をデフォルトとするのはわかるが、使い慣れたユーザには余計なお世話でしかない。すぐに優先順位を変更した。
これで一安心(笑)。せっかくなので、VAIOノートでは有効にされていなかった、というよりは有効にできなかったIntel VTの設定についても確認しよう。
AdvancedページにIntel Virtualization Technologyとあり、ここの設定変更も可能(Enabled / Disabled)となっていることから、Intel VTについてはBIOS設定で有効にできることがわかる。もっとも、私は当面利用する予定はないのでDisabledとしておくが、64-bit OSを利用しているのでこれが有効にできるということだけでも意味があるだろう。
で、Boot時間は短縮したのか。正確に計測すればきっと短縮されているだろうが、感覚的にはほとんど変わらなかった。まぁ、BIOS設定画面を確認することに意味はあったので、これはこれでよし。ということで今回はここまで。
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