東京に唯一残る都電、荒川線。かつての王子電気軌道の起点「王子駅前」には、このような看板がある。
「この川は危険です」と強調されている。のだが、どこにも川(石神井川)が見当たらない。この場所はゼンリンの地図で示すとここになる。これを見ると、王子駅の東西を挟んで川があることが確認できるが、途中で川が見えなくなっている。
そう、予想どおり川は蓋をされたのだ。上写真でいうと、看板と柵の向こう側が川で、確かにその状態だと柵を越えて簡単に落ちることも可能(苦笑)であるし、またポイ捨てをしたくなるような印象だったのだろう。
しかし、今はご覧のようにポイ捨ての危険性を指摘はできるが、さすがに「この川は危険です」というのは行き過ぎだろう。問題は、この川がいつ蓋をされたのか、だろう。仮に10年以上前に蓋がされていたとしたら、この看板は放置されすぎのように思うのだが…(警告文を放置しすぎると風景と同化して意味を成さなくなる)。
XWIN II様
現在の看板設置箇所ですが、河川工事が完了したらしく川の蓋が外された状態となっています。
京浜東北線の上り路線(東京方面行き)の車窓から確認することができます。
看板も現在同じ位置にそのまま残されており、本来の働きを実行するべく日々がんばっているようです(笑)
投稿情報: えふつう | 2010/03/20 18:38
えふつう様、コメントありがとうございます。
なるほど、本来の働きができるようになっていますか(笑)。それはよかったです。
なかなか王子に出かける用がありませんが、何とか確認してフォロー記事を書きたいものです。
情報ありがとうございました。
投稿情報: XWIN II | 2010/03/21 10:47