日本郵政への喧嘩ふっかけ(かんぽの宿や本社建替えは今に始まったことではないでしょう? もっと前にやれたはず)だけでは足りないと見たか、ついに宿敵民主党の頭をつぶしにかかったか、と感じた小沢代表公設第一秘書の逮捕劇だった。
東京地検が動くのは、基本的に国策捜査といっていいものがほとんど。捜査の独立は、制度上はあっても実際はどうであるかは当事者ならもちろん、周辺の人であっても自明のことだろう。どういう人事が行われているか…まぁ、あえて言うまい。
こういう時、いわゆる大マスコミは箝口令が敷かれていて、大本営発表の垂れ流ししか行わなくなる。かといって、これもいわゆるインターネット情報を鵜呑みにするのもよくない。なぜなら大マスコミ以上に、嘘情報に塗れているからである。
一番重要なのは、自分自身で考えること。ベースとなる知識を活かし、その時のセンセーショナルな情報だけから読み取るのではなく、なぜこういうことが起きたのか、なぜ今(このタイミング)なのか、これによってどうなるのか、どこに向かおうとしているのか。これらを自分なりに理解することである。
私は、日本郵政や民主党の支持者でも何でもないが、どうにも胡散臭さを感じている。自民党や麻生内閣の支持率報道が出て、早くて当日、遅くとも3~4日以内にこういった報道がなされることを鑑みると、タイトルどおりの思いが去来する。粘りに粘って相手の失策を待つ(失策を仕掛ける)というのも、立派な戦略ではあるが。
最近のコメント