こちらのニュースリリース「世界基準のフューチャー・ブロードバンド通信サービス 「UQ WiMAX」のサービス提供開始と無料モニター募集について」にあるように、UQコミュニケーションズ社はMobile WiMAX(IEEE802.16e)技術を利用した高速無線通信サーヴィスを開始する。そこで開始される無料モニターに早速申し込んだ。
応募条件は、住所が東京都特別区(いわゆる23区)、横浜市及び川崎市であること、年齢が満20歳以上であること。さらにはリリースには明記されていないが、本人名義の利用可能なクレジットカードが必要となる。私は三つの条件をクリアしているので、早速申し込んだという流れである。
この手の無線モノは、いかに充実したサーヴィスであったとしても、自分のメイン環境における通信条件が悪ければまったく無意味なので、こういったお試しサーヴィスは大変ありがたい。また、一部地域でのサーヴィス開始とはなるがフィールドテストも兼ねられるので、利用者及び提供者のいずれにとってもメリットの大きいものとなるだろう。UQコミュニケーションズ社に対して、非常に好感を持てるものである。
それにしても、もう一方のウィルコムは何をやっているのだろう。せっかくUQと同時に免許を取得したというのに、このように先を越される有様。アドエスを携帯電話的にしか使っていない現状には、いい加減不満が蓄積しているが、強力な電磁波を放射していないPHSであるがゆえ、そのまま使用しているに過ぎない。次世代PHSに忙しいのはわからないではないが、外部からは宝の持ち腐れにしか見えない。未曾有の不況の中、基礎体力・総合力に乏しいウィルコムにとっては、何かに集中しなければならないとなるだろうが、その選択肢を誤ってほしくないと願うばかりである。
といったところで、今回はここまで。
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