自分の名前を読み間違われるのと、書き間違われるのとでは、どちらがよりイヤな印象を受けるだろうか。私は珍名さんではないので、概ね読み間違われることはなく、書き間違われることの方が多い、というかほとんどなのでどちらが云々とは言い難い。
ただイメージとして、仮に「湯木一朗」、読みは「ゆもくいちろう」という名前だとして、これを「ゆぎ」さんと言われるのと「湯本」や「一郎」と書き間違われるのとでは、後者の方がヤな感じである。
個人差は当然あると思うが、私の身の回りでは、多くが読み間違いよりも書き間違いの方がいやがる傾向が高かった。しかし、朝鮮半島の方々は読み間違いを嫌う傾向が高く、中国の方々は書き間違いを嫌う傾向が高いなど、国民性というか文化の違いによっても差が大きいようだ。
朝鮮半島は、ハングル文字(表音文字)ばかりの教育(最近は漢字の復権も言われているが)のためか、自分の名前を漢字で書けない若者が多いという話を韓国のビジネスパートナの方から嘆きとしてよく聞くので、字の間違いなど気にしないのだろう。いや、気にしないどころか書けないのではそれ以前の問題だろうか。
一方、中国は漢字という表意文字が中心に位置しており、方言が多く読みの異なる字も多いことから、読みよりも字そのものを重視しているのかもしれない。
振り返って我が国を見れば、漢字から変化したカタカナ、ひらがな、そして漢字という何種もの文字を使い分けているので、表音、表意のどちらか一方に偏りがたいのだろうか。と、多忙の朝に軽く考えてみたりする。
私も書き間違いの方がいやですね。
読み間違いされても仕方ない、紛らわしい漢字表記の名字なので。そこは寛容です。
でも、逆にそれを逆手にとって、「マンション経営しませんか」電話攻勢をカットしています。
「***さん、いらっしゃいますか?」
読み違いの電話の場合、
「いいえ違います」と言って、正しい読みも教えずに、切ってしまいます。
本当に必要な電話なら、間違えないと思うし、改めて確認してかけてくると思います
から。
投稿情報: 志葉 京兵 | 2009/01/28 10:09
志葉 京兵 様、コメントありがとうございます。
やはりそうですか。
不況の中、暗い話題が多いので、ちょっとした話題として聞いてみましたが、やはり書き間違いが嫌だという方が多いですね(老若問わず)。このあたり、もっと多様な方に聞いてみたいものです。
投稿情報: XWIN II | 2009/02/02 17:32