VAIO type Zを使い始めて3日目になるが、購入前に不安視されていたキーボードについては、たった一つの問題を除いてほぼ問題はなくなった。唯一の問題は、カーソルキーが小さいため、打ち損じてしまうことが結構あるという問題である。アイソレーションキーボードへの不安は見た目だけのものであることが、使っているうちに確認できており、それ以上にキーそのもののぐらつき等がほとんどなく、しっかりとした打鍵感が得られるというメリットも享受できるようになってきた。やはり「慣れ」であるが、これとて人によっては許容範囲の差異もあろう。私は運がよかったのかもしれない(苦笑)。
さて、それはともかく、前回はCrystalCPUIDの情報までお送りしたが、今回はその続きから行くとしよう。
CrystalCPUID 4.15.1.450の「Feature Flags」情報のうち、「Standard/EDX」である。さすが、Penrynコアだけあって、ほとんどがサポートされている(=「YES」)が、Pentium III限定のPSNやItanium限定のIA-64は、さすがに「NO」である(苦笑)。
続いて、「Feature Flags」情報のうち、「Standard/ECX」。こちらも多くは「YES」となっているが、「NO」とあるものも目立つ。
続いて、「Feature Flags」情報のうち、「Extended/EDX」。ここは「YES」であるものを探す方が難しいが、ほとんどがMobileプロセッサとは無縁のものが多いので仕方がない。
そして、「Feature Flags」情報のうち、「Extended/ECX」。こちらもほとんどが「NO」だが、Intelプロセッサなので仕方がないといった感じだ。
マイクロプロセッサに関しては、このくらいにしておいて、続いてメモリサブシステムを見てみよう。CPU-Zでもある程度の情報(SPD)は示されていたが、SiSoftwareのSandraを久々に使ってみることにする。
このような結果となった。概ね、この情報もSPDを元にしている部分が多いように思うが、気にある点としてチップセットが「Sony Mobile Memory Controller Hub」とあることだろう。単に表記上の問題なのか(苦笑)。
次はGPU。nVIDIA GeForce 9300M GS及びIntel GM45チップセットに統合されている二種類をGPU-Z 0.2.6で確認してみよう。
確認も何もないか(苦笑)。Unknownが多すぎてあかんという他にも、Pixel Fillrateが0.6GPixel/sというのも気になる(更苦笑)。あまり参考にならない結果である。
一方、GM45内蔵グラフィックスの方は、それなりにUnknownがあるものの、GeForce 9300M GSよりはましな結果と言えるだろう。マイクロプロセッサと違い、GPUの情報開示は結構いい加減なところがあるので、このような情報表示ツールには辛いところかもしれない。nVIDIA GeForce 9300M GSの方は、Sandraを使って確認することにしよう。
GPU-Z 0.2.6に比べれば、だいぶまともな表示になっただろうか。表示するにはあまりに長くなりすぎるので、前半部分のみを示す。GeForce 9300M GSは、ハイエンドGPUではないが(メモリバンド幅が64-bitというのがネック)、それでも256MBの専用ビデオメモリを持つことで、最新の3Dゲームや3DMark06はコマ送り状態ではあるものの、動作しないというケースは少なくなっている。FFXIベンチマーク(低解像度)では7,000を超える数値をたたき出せるので、2005年くらいまでの3Dゲームであれば、まったく問題なく動作するのではないだろうか。
GPUはこんな感じである。では、今回の最後を飾るのは、Windows Vista公式ベンチマークといえる「Windowsエクスペリエンスインデックス」の結果を示しておこう。
というところで、今回はここまで。
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