実は昨日、この話を書こうと思ったが、一日置いてから書くことにした。ちなみに昨日と今日で見解は変わらなかった。
何を考え込んだのか? それは、VAIO type Zのキーボード感についてである。昨日、type Zにふれる機会があり、一番気になっていたキーボードの触感を試してみた。ファーストインプレッションは「指が引っかかる?」であり、あまり好印象ではなかったのである。しかし、慣れの問題もあるので、しばし叩いてみた。やはりキャラメルキーボード(かっこいい言葉ではアイソレーションキーボードというようだが)は打ちにくい。いくらキーピッチ等が標準的サイズであるといわれても、指が引っかかってしまうことに変わりはなく、どうも相性が合わない。
無駄だと思ったが、type SZのようなキーボードに換装できないかと聞いてみたら、「技術的には可能」(私もこう答えることは少なくないが、否定的回答時によく使用するフレーズ)と言われたことで諦めた(苦笑)。もう、これは、デザイン上の問題なのだ。
キーボードは、私にとっては重要な入力インタフェースである。マウスはなくても困らないが(必須ではあるが)、キーボードはなければ(ソフトウェアキーボードがあるので本当に必須と言い切れない)話が始まらない。キャラメルキーボード、もといアイソレーションキーボードに体を慣れさせるか、それともVAIO type Zは見送るか。昨日からどうしようかと考え込んでいる…。
買えそうもないのに相変わらず調べています。久しぶりのZということで好奇心むき出しで(笑い)、近くの店でちょっとだけ触ってみました。展示機は、消費電力/重量 or発熱量/重量もすごいようで、キートップ付近で37-40度程度とZ1/Pよりは熱く感じました。謳い文句のすごい性能をあの空間に詰め込んでいるのですから当然と言えばそれまでなんですが。多分冷却ファンの音量も大きいかも(周りの騒音に隠れいましたが)。キーボードはじっくり触れなかったのでよくわかりませんが、スペースキーはZ1を継承して幅が狭いですね。
で、第1感なんですが、Z1の時は、初代を衝動買いしたのですが、今回はすこし様子を見たいとおもっています。理由は、無論価格ですが、年齢相応に慎重になったせいもあります。デザインもすばらしいし、所有欲も十分に刺激されているんですが。Z1の時も初代以降比較的頻繁に改良が加えられていった記憶がありますが、今回も低消費電力のCore 2 Duo版(45nm 版?)搭載 type Zが出てくるのではないかと憶測しています(と無理に自分を納得させています)。
投稿情報: josef | 2008/07/26 12:47
いつも拝見しています。
私もZのキーボードを触ってみたのですが、ちょっと打ちにくい。
Gみたいに静音キーボードなのか、押し込んでもカチカチした
感じがなく、柔らかい感じなんですよね。ゴムっぽいというか。
同じアイソレーションキーボードでも、FWやSRより一つ一つの
キーのサイズが小さく、キーとキーとの間隔が広いようで、それ
も打ちにくさの原因の一つのように思いました。
FWのキーボードは、Cと同じくちゃちい感じで、今ひとつ。しかし
SRのキーボードはこの中では一番SZ94から違和感なく打てま
した。Zは私も興味あったんですが、キーボードが残念です…。
投稿情報: アラゴロク | 2008/07/26 17:01
気に入ったキーボードを持ち歩くというのはどうですか?
私はCoreDuoが出た当時、ショップブランドのノートパソコンを衝動買い
しましたが、キーボードのたわみに閉口して、別にキーボードを購入してしまいました。
もうそのCoreDuo機は上司に売って、BaniasのLet'snote(中古)を使用していますが。
投稿情報: Nikapyon | 2008/07/27 02:24
josef 様
やはり様子見かな…と私も考えが傾きつつあります。
ただ、Core 2 Duoは45nmプロセスを下回るものが出るにしても、Nehalemとの兼ね合いもあって、それほどいいものが出るとは考えていません。なので、Penrynを超えるものが出るとすれば、Israelチームが開発するSandy Bridge(32nmプロセス?)と思います。これは、早くても2010年予定なので、あと2年近くはPenrynクラスから大きく進まないでしょう。
確実に出るであろうチップ縮小版についても、コアそのものが変わるわけではないので、余計に集積度が上がる方向はパフォーマンス指向のミニノートPCには向いていないかな、と。一方、低消費電力指向のミニノートPCならば、もう一歩、進んだものが出ると思いますね。
アラゴロク 様
キャラメルキーボードと表現したのは、その形状だけでなく、そのふにゃふにゃ感。私は、いわゆるメカニカルキーボード好きなので、ノートPCにおいてはもともと妥協の産物であるのですが、それでも妥協仕切れない、微妙なラインにtype Zのキーボードは位置しています。
おっしゃるように、(ほぼ)フルサイズのキーボードでありながら、キャラメルチックなので、キー間の何もないところに指が当たることもしばしば。キーの中心を打鍵していればいいのでしょうが、私の場合、特に両端はキーの中心を打鍵していないようで、どうしても引っかかってしまうのです。
キャラメルキーボードを採用している理由は、デザインと言うよりも筐体の強度確保のような気がするのですが、いくら強度が上がっても打ちにくいのでは…。
Nikapyon 様
キーボード持ち歩き。解決策の一つではありますが、Palm OS搭載機等を持ち歩いていた時ですら、持ち歩きはなじめなかったです。「そこまでして…」という以外に、余計な荷物が増えるところでバッドです。単に重量というよりも、数が増えるのが躊躇させるのです。
投稿情報: XWIN II | 2008/07/27 13:41
もうお気づきとは思いますが、type Zの製品頁は
http://www.vaio.sony.co.jp/Products/Z1/
で、Z1なんですね。個人的には、Z1/Pが戻って来たような懐かしさを感じました。
あと、アイソレーションキーボードって、先月購入のiMacもそうでした。職場のデスクトップのカチャカチャキーボードにも愛着はありますが、これはこれで慣れてくるといい感じです。
投稿情報: josef | 2008/07/30 02:24