昨日は寒い中、高校サッカー観戦をしましたよ、ええ。しかも、家人を連れて。行ったのは、千葉県にある市原臨海競技場。結構、うちからは遠くなのだが、逆に家人に対しては遠出となったので、まぁそういう意味では良かったかも(苦笑)。
時間的に観戦できたのは、藤枝東と三鷹の準々決勝。藤枝東は、サッカー王国の伝統復活にかけてか(ここ10年ほどこの壁を静岡県勢は破ることができなかった)、応援団も気合が入っており、私たちも藤枝東のすぐ横で観戦することにしました。一方、三鷹の方もそれなりに応援団などは来ていましたが、あまり慣れていないのか、今一つでした。おやぢ的で恐縮ですが、遠目から目立ったのはチアリーダーくらい…(失礼)。
藤枝東は、私が高校時代は強豪だったものの、静岡・清水勢に押されていたという印象が強かった(清水東、清水市商、東海第一(今は違う名前のようですね)、静岡学園など)のですが、古豪復活しているのかな? 最近はよく聞くようになっています。
さて、試合の方は、三鷹の方々には大変申し訳ない言い方となりますが、レベルの違いが歴然。個々のレベルはもちろんですが、サッカーの戦術レベルでも段違い。よくぞ、ここまで勝ち残れたものだと思いましたが、逆にひたむきさといいますか、弱いというのを逆手にとって、弱点を補完し合うような守備を行っていたことは注目できました。運だけではない、こういうところがここまで勝ち残ってこれた要因かと思いました。
しかし、先制されたことで、藤枝東には余裕が生まれ、無理のないプレーをそつなくこなすようになってからは、ますます試合の趨勢ははっきりし、後半は若干攻めていたように形の上では見えましたが、ある程度サッカーに明るい方ならば、藤枝東の守備の練習程度にしか見えなかったのではないでしょうか。それほどまでに実力の違いが歴然とした試合であり、見ているだけでは面白くなかったという結論となりました。
さて、いよいよ準決勝。私もあこがれた国立の舞台に立つチームは4校。藤枝東(静岡県)、高川学園(山口県)、流通経大柏(千葉県)、津工(三重県)。準々決勝に勝ち進んだ8チームの中でこの4チームが勝ち上がったというのは、特に波乱というわけではなかったようです。昔のように無茶な日程が組まれていないので、けが人が少ないのがいいし(静岡県などのような強豪チームの最大の敵は強行日程と言われていましたからね)、準決勝が楽しみです。順当なら、藤枝東と流通経大柏が勝ち上がり、静岡県勢対千葉県勢という、高校サッカーの長い歴史の中では、やはりこの組み合わせとなるでしょう。しかし、下馬評通りとならないのが、高校生の、若いチーム同士の戦いです。さぁて、どう戦い抜くかぁ。
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