久々にPLAYSTATION 3の話題として、先週26日（木）に発売された「みんなのGOLF 5」について語っていこう。とはいっても、まだやりこむどころか、実質二日間のうち、数時間程度しかプレイできていない点をお断りしておく。
既に、体験版をダウンロードしており、これでだいたいどんなものかを掴んでいたので、製品版を購入してプレイで驚かされたようなことはない。いきなり驚かされたのは、大量のデータをダウンロードしなければならないことだった。
あまりに突然のことだったので、実際はどれほどのデータをダウンロードしたのかは定かでないが、画面に出てくる情報などから、おそらく数百MBはあったのではないかと思われる。自宅はFTTH環境なので、数百MBのデータといえども、ほとんど待ち時間はないに等しいが、これがそれほど速くないADSLであったなら、相当待たされるのではないだろうか。
このアップデートは、オンラインモードのみのようだが、メニューからいきなり「オンライン」を選択してしまった結果がこれである（苦笑）。アップデートが必須なのは認めるが、事前通告なしでいきなり大量データのダウンロードを始めてしまうのはいかがなものかと思ってしまう。ま、オンラインモードをプレイする気がないのに、ちょっと選択してみようかというプレイヤーもいかがなものかと言われればそれまでだが…（苦々笑）。
さて、アップデートすると、ゲームのタイトル画面右側に「Ver.07072701」というバージョンナンバが加わる。どんなアップデート内容なのか、いきなりダウンロードを始められてしまうため、アップデート後に「みんGOL.net」で確認した。
最初からこれを見ていれば、なるほど、こういう内容なのかとわかるのだろうが、いきなり「みんGOL.net」につなぐものだろうか。内容を確認すれば、オンラインモードのアップデートであれば、慌ててやるほどのことはなかったな…と思うが、よくよく読んでみれば、かなり致命傷であるような内容も見受けられる。なので、不満が出るのを覚悟で、オンラインモードを選択するとアップデートに強制移行とするのだろう。
私は発売初日（26日）につないでいなかったが…というか、PLAYSTATION 3を起動するどころではなかったので確認できていないが、やはり初日はネットワークトラブルがあったようである。もっとも、オンラインモードの不具合も原因の一つであったかもしれないが…。
と、それはともかく、ゲームをプレイした感触だが、データの多くをHDDに置く（約4GB程度を占有する）ため、待たされ感がほとんどないのは好感が持てる。だが、良くも悪くも「みんなのGOLF」であり、PLAYSTATION 3ならではといった新機軸を感じない。画面は奇麗なのだが、高精細の1080pではないのでフルスペックハイビジョンテレビではジャギーが目立つ。感覚程度の問題と捉えていただいてかまわないが、PlayStation 2のゲームをアップスキャンし、PLAYSTATION 3によって補正された画面の方が奇麗に見える（思える）というのは、ちょっとやばいかもしれない。
今のところは、チャレンジモードにおいてプレイをした大会すべてに優勝。そして、VSモードでも3ホールで決着をつけ完勝した。これは、今までのシリーズ経験者であれば、当然の結果と言えるだろう。だが、裏を返せば、ほとんど目新しいものがないことであり、オンラインモードでお茶を濁そうという意図がありありと思える。
オンラインアップデートの可能性があるため、現時点での判断は早計だが、どうもプレイキャラやキャディ、ゴルフ場の数が前作よりも大幅に少なくなっているように見えるのが気にかかる。データ量が飛躍的に増えるのはわかるのだが、最低でもあと4つのゴルフ場は無料で追加提供していただきたいものである。
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