建前上、Windows Vistaは昨年末にリリースされ、パッケージとしては今年の1月30日にリリースされたわけだが、肝心の書籍、リソースキット(Resource Kit)の発売はまだだった。あれから、2か月余り。ようやく、Microsoft Pressから「Windows Vista Resource Kit」が発売されたようである。
日本語版は、ほぼ同時翻訳されているはずなので、これから日本語訳作成とならないはずだが、それでも数か月後となるだろう。もっとも、日本語版は勝手に上下二分冊されてしまうので使い勝手は悪い(英和辞典がA~N、O~Zの二分冊にされたら、とイメージしてほしい)。しかも、日本語訳がおかしいところが多々あるので、ある程度英語を読むことに問題がなければ、絶対に原著(英語版)をお勧めする。
それにしても、Windows 95~Windows 2000時代の頃は、リソースキットはOSと同時発売というほどに気合が入っていたはずなのに、この体たらく。日本語訳が遅れるというならまだしも、原著ですら4月4日となっている。
まぁ、リソースキットもなしでMicrosoft社のOSを使うなど、私には考えたくない状況はこれで終わりである。無論、すぐに注文をしたのは言うまでもない。早く来い来い「Windows Vista Resource Kit」ってところだ。
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