お歳暮シーズンで混み合う高島屋某店内のお菓子店にて。
缶に入ったお菓子を一つ買おうとしたところ、店員が「お歳暮用にお包みしましょうか」と言うので、「自宅用なので、シールにしてください」と答えた。すると、さらに「買ったおしるしに、このような高島屋の包装紙でお包みすることになっているのですが」と来た。マニュアル対応で融通の利かないアホのようで、包みたくて仕方がないらしい。こちらは、繰り返し「シールでいいです」と言って、ようやく誰かに相談した上でシールを貼って包みは無しにした。しかし、支払おうとお金を用意する間に、それをさらに紙袋に入れようとしたので、「あ、紙袋もいらないよ。何のためにシールでいいと言っているのか、意味わかってる?」と余計なことを言わざるを得ない。エコロジーはポーズだけのようだ(苦笑)。
デパートだけではない。スーパーで最近よくある「レジ袋いりませんお知らせカード」。会計時にカゴに入れておくと、レジ袋が不要であるということがレジ係の人にわかるというものだが、これも無視されて自動的にレジ袋を入れられることがしばしば…。単に習慣となっているのか、アホなのかはっきりしないが、結局は最後に「いりません」と言うことになります。まったくカードが役に立っていないし、ポーズなのだなと感ずることが多い。
デパートや小売店自ら、過剰包装はやめましょうなどと包装紙に書いてあるが、どこに行ってもまず袋に入れたり包むことを率先して行う。過剰包装を断るためには、「包むこと」「袋に入れること」が当然のサービスであるという前提と戦わなければならない。「包むこと」、「袋に入れること」が当然のサービスと教えられている店員さんに、頑なに「包むな、入れるな、シール貼れ」と何度も言い続けるのもしんどいものがあるが、こういうところから始めないとエコロジーにならないと思い、微力であるが今日も戦い続けるのであった。
うちの近くの24時間スーパーは、新入りでない限り、きちっとしてますよ。ちゃんと、袋は入れませんし、ありがとうございます、って言われます。
5のつく日はポイント2倍になるし。
さらに、牛乳紙パックと発泡スチロールの白トレーだけじゃなく透明トレー(ただしPSにかぎる・・・あ、ゲーム機じゃなくてポリスチレン)まで回収している。
頑張っていると思うのだけど、私が入れに行くと、たいがい、白じゃないトレーや、透明だけどPETが混じっているのだ。
店も、消費者もまだまだだということかな。
投稿情報: 志葉 京兵 | 2006/12/08 10:09
台湾ではレジ袋は有料です。コンビニでも基本はレジ袋なし。たくさん買っても両手で抱えて帰ります。
スーパーでもそうですね。くれ、と言わないともらえないこともありますし、要るか?と聞かれて、要ると答えるとしっかり1NT$(約3.5円)取られます。
ただ、デパートのスーパーでは、黙ってるとレジ袋に係りの人が詰めてくれます。これもマイレジ袋をカゴに入れて出せば、マイレジ袋に詰めてくれます。
で、台湾人がごみ問題に熱心なのかというとそうじゃなくて、法律で決まってるから、みたいです。なぜなら外食(テイクアウト)天国で、みんな紙のカップや割り箸、プラスチックのスプーンでご飯を食べます。ゴミ出しまくり。職場の人の大半は普段は家で食事を作りません...
投稿情報: くらけん | 2006/12/08 22:06
コメントありがとうございます。
なるほど、国外はもとより地域でも違いは大きいようですね。東京23区では、東京港内の埋立地(最終処分場)が根本的な考え方を変えない限りは最後の一つとなっており、ごみの減量化が叫ばれるだけではだめとの判断か、今まで焼却処分していなかったもの(プラ等)を行うという大方向転換を行おうとしています。
店も消費者もまだまだというレベルではないという、東京ですが、エコロジーの気持ちだけは忘れないようにしてもらいたいものですね。
投稿情報: XWIN II | 2006/12/09 12:23