今日、12月2日は任天堂Wiiの日本での発売日。しかし、米国では先月に出荷がされており、残念ながら世界で最初でないため、興味の多くは薄れている。いや、Xbox 360やPLAYSTATION 3すら持っていない私が、Wiiに興味の持ちようがないとも言える。任天堂据え置きハードは、NINTENDO 64以来ご無沙汰なので、最初の興味も大したものではなかったので、あっさり消えてしまうようなものではあった。
ゲーム機としての位置づけを重視する任天堂は、これまで高額なハードウェアをあまり販売してこなかったが、今回は25,000円の値付けできた。任天堂としては、高額の部類に入るこの25,000円という価格だが、いわゆる次世代ゲーム機の中では最安価となっている。
- Wiiは、25,000円
- Xbox 360コアシステムは、29,800円
- Xbox 360は、39,795円
- PLAYSTATION 3(20GB)は、49,980円
- PLAYSTATION 3(60GB)は、オープン価格(70,000円弱)
豪華なハードウェアや、多種多様な用途を想定しているとは言っても、ユーザにとってはそれが「使える」「使うことができる」ことで初めて意味を成すものであって、初期のPlayStation 2のPCカードスロット等のような必要性の薄いものが価格に跳ね返されてはかなわない。しかし、これまでのゲームハードウェアのビジネスモデルの多くがそうであったように、最高値のPLAYSTATION 3でさえ、現状では原価と同等あるいは割り込んでいる(よく言われる一台売るごとにいくらの赤字という表現は、ある意味正しくない。売れなければ不良在庫としかならないからである)。だから、価格に跳ね返っているわけではないという言い方もできるが、それは詭弁というものだ。
…と、この話を続けていくと、Wiiの話から遠ざかっていくのでこのあたりにして、何はともあれ、Wiiの日本での発売おめでとう!と言っておこう。たぶん、私は買わないだろうが…。
最近のコメント