新宿西口ヨドバ…でなくボンベイ
子供の頃、カレーの味をボンカレーでしか味わったことがない、という人にとって、本場エスニック調のカレー(インドカレー)は、「ほんとにこれがカレー!?」と慄いてしまう。だが、人よ、名を問うなかれ…、誰とは断らないが、だんだん大人になっていくことで、こういう味にも慣れてくる。しかし、いきなり本場のそれで驚くよりは、徐々に少しずつ階段を上っていくのもありだろう。私にとってのそれは、新宿西口にあるインド料理 新宿「ボンベイ」というカレー…いや、カリー店である。
もともと、新宿はよく知るところであったが、最初のボンベイ体験は目黒駅の駅ビル「サンメグロ」(今は洒落た名前になってアトレとか言うらしい)にあったボンベイの支店であった。残念ながら今はなくなってしまっているが、ここを知ることで新宿にも店があることを知り、それ以来、お世話になっている店である。
たいてい、ランチの時間に寄ることがほとんどだが、今日のように夜寄ることもある。ランチはコストパフォーマンスが高いので、とてもありがたいが、夜は夜でランチとは一味違ったカレー…いやカリーを楽しむことができ、同じカリーでも価格が違うだけあって、ランチのカレーとは比較にならない。なかなか満足な夕食となった。
ここの弱点は、古くからある伝統的な店構え、の裏側で、トイレがいわゆる雑居ビルトイレで、店の外に出ないとないことや、床が油でぺたぺたしていること、そしてタバコのヤニだらけで一種独特の風合いを持った壁・天井といったところだが、それでも通い続けるのは、私の本物カレー体験…カリー体験の原点だからだろう。
そういえば、インドのボンベイは、今ではムンバイというようになったのですね。カルカッタがコルカタになったり、日々是学習していないと、ついていけないなと実感。
バンガロールだったかな。
インド南西部のIT企業都市。
ここも名前を変えるとかで、ヨーロッパやアメリカの企業や政府が反対しているとか。
定着している呼び名を、現地語に変えるのは国内的にはいいかもしれないけど、国際的にはどうなんでしょう?
投稿情報: 志葉 京兵 | 2006/11/30 10:12
ベンガルールでしたっけ?
そういえばインドネシアのボルネオ島は、一時期カリマンタン島と言ってたのが、またボルネオ島に戻った?とか。その横にあるスラウェシ島も…。
国際的には色々あるでしょうが、やはりその地の人たちが決めていいのかな、とは思いますね。
投稿情報: XWIN II | 2006/11/30 19:17