東京新宿西口…といえばヨドバシカメラだが、今日は損保ジャパン東郷青児美術館へ行くために出かけた。目的は、「ウィーン美術アカデミー名品展」を開催しているからである。何年か前にウィーンに行った際、美術史美術館はもちろん行ったのだが、すぐそばのウィーン美術アカデミーは入ることができなかった。そして、たまたま今週に入って、この展示があることを知り、時間を作って行ったのである。
というわけで、どういう作品が展示されているかは、上に示したリンク先で確認いただくとして、やはり本物はすばらしいものだと当たり前の感想を抱いたが、中でもよかったと思ったのは、この展示のジュニア版ブックレットが配布されていることだった。
表示含めて16ページの小冊子だが、展示作品のポイントを押さえた解説がわかりやすく紹介されており、大人が読んでも鑑賞に堪える出来栄え。子供たちにも、こういった本物を鑑賞してもらおうという姿勢は、とてもすばらしいことだと感じた。その上、小中学生はこのブックレットはもちろんだが、入場料が無料なのである。言うことを聞かないうるさいガキはお断りだが、そうでなければ親子共々鑑賞したり、学校のクラス単位で本物にふれる(本当にさわっではだめだが…)いい機会だと思う。
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