2019年も残すところあと4日弱となった。今年、このBlogで書いた記事は、今回のもので4本目。かつては毎日(日によって複数)書いていたBlog記事も、業務周りの変更に伴い習慣が大きく変わったことを理由として、年々減少しているが、何とか毎年更新(苦笑)は維持できている。
一方、ほぼ毎日更新というか備忘録的に書いていたり見ているのが Twitterだ。かれこれ、この名義でアカウントを設定してから5年9か月ほど。すっかり情報収集等はこちらに移行してしまった(無論、それだけではないが)。Blogの方は、ここに移設してから13年ほど経つが、これ以前に運営していた過去のもの(既に消滅し、魚拓にしか遺っていない)の方が思い入れとしては深い。
これは、若さ故、というべきだと思っているが、若い頃は失敗も多く、今振り返れば何でそんなことをしたかなと思うことも多いが(失笑)、逆に言えば、それだけのことができた時期とも言える。今は残念ながら、そういうバカなことをやらないと言うよりも、やろうという気力と体力が起こらないため、冷静に判断できる余裕(言い方を変えればやらない理由探し)がある。単に、経験から判断していると嘯いているだけなのである。
古くはパソコン通信時代、その後のBlog黎明期など、設置していた(されていた)掲示板(BBS)等で熱い議論(らしきもの)を闘わせたものだが、今ではすっかり賢人ぶって距離を置くようになった。無論、本当に賢人になったわけではなくて、討論を闘わせるのが面倒になった、つまりは気力と体力が追いつかなくなったのである。言うまでもないが、世を生きていく上でのノウハウも身についてくるので、闘わせるまでもない相手というのも見えてくる。このため、シニカルな形での対応が楽というのもあって、熱くならない(熱くしない)ようになるわけだ。
こう考えていくと、若い頃の方が思い入れが深いのは自明で、時代背景等もあるだろうが、本質的には「若い」というのが最重要であること。加えて、老いへのベクトルは不可逆的なので、失ったときに当たり前だったものの価値が分かる。健康ももちろんであるし、仕事等においてもトラブル発生時に、いかに当たり前のものが当たり前に機能していることが重要かに気付かされるのと同様だ。
毎年、年が改まっていくとその速さに驚くと言うが、そんなことは当たり前で、10歳なら10%、30歳なら3.3%、50歳なら2%にしか1年の長さを感じないのだから。そして同じ事を繰り返せば、それはよりそう感ずるようになる。そんなことを徒然考えつつ、今回はここまで。
今年もお疲れ様でした!
投稿情報: しまじろー | 2019/12/28 10:47
あらら、こちらまでコメントいただきどうもありがとうございます。
今年、まだ3日強残っていますが。
投稿情報: XWIN II | 2019/12/28 18:54