今日で9月も終わり。今年もあと3か月ということと、今年度も半分を過ぎようとしている。にしても、今月は一週間あまりの入院生活をおくっていたこともあって、大変に長く感じた1か月となった。仕事に追われているときはそうは感じなかったが、入院生活というのは暇で暇で仕方が無い。無論、療養という言葉のとおり、休むこと自体に意義があるので、暇を感ずることそのものは悪いことではないのだが、PCはもちろん、書籍の持ち込みも制限がかかっていたことから(自ら課したのもあるが)、思いっきり思索にふけることとしたのである。
そこで得た到達点としては、人生は有限であってその上老境に差し掛かってきているのなら、有意義に過ごすことを第一とすべきというものだった。当たり前だが、手段を目的としてはならないのである。何のために仕事をしているのかといえば、人によって様々だが、私は自分自身のやりたいことを行うために、その前提となる生きる糧(生活の糧)を得ることを目的としている。つまり、仕事は目的ではなく手段に過ぎないのだ。その仕事に振り回されて目的を達することができないのであれば、まさに本末転倒である。若いうちならそれもまた経験だが、すべての前提である健康を打ち捨ててまで行うものではない。
とどのつまり、当たり前と思っていたものが、実は当たり前のものではなかったと気付いたのなら、考え方を変えるか生き方を変えるしかない。そんなわけで、一週間という療養自体はこれまでにも何度もあったが(それ以上の入院も経験したが)、人生の折り返し点を過ぎたと感ずること(個人差有り。また運・不運有り)で改めて有意義に過ごすべきと思いつつ、今回はここまで。
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