どうして春は物欲が炸裂するのか。やはり春だということと、年度末だといういずれも気分的なものが大きいような気がするが、まぁそれはともかく先週から今週頭にかけての物欲は…。
まずはPlayStation Vitaが同梱された「ソウルサクリファイス プレミアムエディション」のほかは、すべてが書籍。電子書籍時代が来ていると感じてはいるものの、やはり紙の書籍は捨てがたい。一瞥すると、すべて歴史関係の本ばかりだと今さらながら気付く(苦笑)。「ハンザ「同盟」の歴史」、「「終戦」の政治史 1943-1945」、「プロイセン 東アジア遠征と幕末外交」、「開国前夜の世界」、「平家と六波羅幕府」、「ビザンツ帝国の最期」と地域も時代もばらばらだが、単に興味に任せたわけではなく自分としては「選んだ理由」はそれなりにある。
実際読了しないとわからないが、書店頭にてざっと見た感じ、いずれも時代の画期、あるいは画期に至るまでの道程についての論考であると思ったものを選択した。それに加えて、従来の一般論(歴史専門家以外に流布される話)とは異なる視点や議論を持ったもの、である。
といったところで、簡単にここまで。
ビザンツ帝国の最後は一度読んでみたい本ですね。西ローマ帝国とのキリスト教徒同士の争いに疲れ果てた結果ですが、第一次と第二次欧州大戦や東西冷戦もやはりキリスト教徒同士の争いのような気がします。昨今のアメリカの国防費の削減もやはり国力にはアメリカといえども限界があることを思い知らされました。沖縄はおろかグアムでさえ基地を縮小せざるを得ないと新聞は報道していますが、そもそもフランクリン ルーズベルトが1933年の大統領選で掲げた公約はアメリカの青年を戦争のために欧州には送らないというモンロー主義的な主張でしたので、今日ペルシャ湾に空母を常駐させる事態など夢にも思わなかったのでしょう。
投稿情報: 木造院電車両マニア | 2013/03/12 22:44