17日間にわたってのロンドンオリンピックが昨日終了した。今回は、多くの競技をTV観戦することができたが、いくつかTV中継(録画)で残念なことがあった。閉会式のNHK独自編集+アナウンサーの無能ぶりは、昨日Twitterで「嗚呼、同様のことを感じていた方が多いのだ、やはり」と強く感じたものだが、プロ野球観戦よろしく「会場の音声のみモード」あるいはBBCそのまんまモードがあってもよかった。それほどまでに閉会式のNHKはひどかった。
閉会式もそうだが、各種競技の中継での解説(ゲスト?)もいらないんじゃないかと思う場面が多数。解説そっちのけで盛り上がってしまうのは致し方ないにしても、そればかりとなっては興醒めだ。古の「前畑ガンバレ」は名実況とされているが、今日においてそればかりはいかがなものかと感ずる。もっとも、実況アナウンサーはしっかりしていて解説が今一つだというパターンがほとんどなので、解説(ゲスト)の選定に難があるとなるか。
とはいえ、我が国の選手がからまない実況はよいものが多かった。大会終盤の決勝戦が続く頃になると、ハイレベルで見所が多く、BBCの中継レベルの高さも相俟って、時間の経過を忘れるほどだった。このことから、我が国モード(邪念)が入ってしまうといまいちであることがわかるが、これは競技そのものを楽しむのではなく、我が国選手の活躍そのものが注目されているという流れの中では、私の方が例外なのだろう。正直言って、日本選手の活躍などよりも素晴らしい競技を見たいのだ。その結果として、日本選手が活躍するのはうれしいというのはもちろんある。
今週一週間は夏休み。今日は楽しみにしていた高校野球が雨天中止。どうしようかと考えつつ、今回はここまで。
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