あまりNintendo 3DSの稼働率は高くないのだが(ファイヤーエムブレム覚醒をプレイした程度)、そして芳しくない評判ではあったNintendo 3DS LLであるのだが、とある理由から発売日当日購入に踏み切った。
購入したのは、正義と悪との青と赤──ではなく、黒と赤のカラーリング。パッケージをあけて驚いたのは「本当にACアダプタが入っていないという事実」。どうやって充電しろというのだろう、というか必須のものが添付されていないのは、任天堂が何と言おうと欠陥品だとしか思えない。(本体の更新にはバッテリーが十分であるよう、ACアダプターを接続しておくように的な表記があるが、当然のごとくACアダプタありきが前提となっている。逆ざや解消を目指すのにユーザにこういう不便を強いるのは、殿様商法健在と言うべきか。)
昨年購入した初代3DSと比べると大きくなった。両手で持つには、手の大きくない私には厳しいかとも思ったが、PlayStation Vitaよりも横幅は短く、けっして持ちにくいとはならなかった。
パッケージの表に「大画面」とか「ニンテンドー3DSに比べて画面の面積が約1.9倍になりました。」とあるのがセールスポイントであるように(そんなことよりも「ACアダプタは別売です」と書くべきだが)、初代3DSと比べれば大きい画面だ。ただし、面積という点ではPlayStation Vitaと同等になっただけで、解像度は以前のままでしかないので、1ドット(ピクセル)が大きくなった分、荒い画面だという印象がますます強くなる。とはいえ、画面の美しさなど二の次である3DS系にこれ以上の責め苦(句)を浴びせても仕方がない。
私が3DS LLを求めた理由は、Nintendo DS及びDSiのソフトウェアを3DS系で楽しみたい一点買いで、ドットバイドットでなければとても見るに堪えない3DS系でのDS及びDSiのゲームを多少なりとも大きな画面でプレイしたいという「だけ」である。自明だが、この目的は達せられたので、私的には3DS LLにはこの点のみにであるが満足した結果となる。
といったところで、今回はここまで。
コメント