さて6月。2012年ももうじき折り返し点に差し掛かりつつある。ユーロ圏の動揺が仕事の多忙に拍車をかけているが、株主総会もいよいよ差し迫っており現実逃避の一つもしたいところ(苦笑)。そんな折、インプレスさんのPC Watchに「今、Ivy BridgeノートPCに買い換えるべきか」という記事が掲載され、今風にいうとステマ(笑)かといわれそうな内容に読めるが、ま、それは邪推というものだろう。それはともかく、私自身も昨年のVAIO Z21購入失敗を悔いており、仕方なく使い続けているものの、以下の不満点は解消・軽減されるどころか増幅されている。
- 薄さ第一にした結果、キーボードが打ちにくく疲れやすい。また、両サイドが鋭利に尖っており手首に当ると痛くてかなわない。最悪クラスのキーボード周り。
- Power Media Dockが癌。Sandy Bridge内蔵GPUで我慢できるなら使いたくない。せっかくのRadeonもPCI Express 4xまででの接続であり、ビデオメモリ・メインメモリ間の転送速度が極悪ボトルネック。例えば、Photoshop CS6等のGPUアクセラレートもこれがボトルネックとなることでGPU利用がDisabledとなり、ないのと同じ状態。加えてPower Media Dock経由で電源をコントロールしているとAC稼働のみとなり、ノートPCでなくなる。大事なことなので念を押せばPower Media Dockが癌、ということである。
この2つがあるために、私としては早く乗換えたくて乗換えたくて仕方がない状態なのだ。そしてVAIO Zを私にとってこのように最悪としたのは、MacBook Airを真似ただけの無分別な「薄型化・軽量化」に尽きると見ている。それがGPU追い出しやキーボード周りの使い勝手の悪さ、デザインばかりに意識を置いて使い勝手をドブに捨てた六角形というバカな形状。見てくればかりで付き合ってみたら、極悪な相手だったというわけだ。
と、まぁ相手に合わせようというつまらない努力も限界に来ており、Ivy Bridge搭載の真っ当な2kg未満のノートPCを探している。もうVAIO Zというより、VAIO自体にもこだわってはいない。とはいえ、なかなか見合ったものもなく、これは!と思うものもディスプレイ解像度が足りなかったり、外付けGPUがいまいちだったり、Quadコア搭載でなかったり、見てくれがダサかったり、と、決定打がないからこそ、このVAIO Z21を仕方なく使い続けているわけであるが…。
そんなことを考えながら、仕事に向かおう。といいつつ、今回はここまで。
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