今回はタイトル通り、PlayStation Vita(以下、PS VITA)をゲームプレイ以外で試してみようということで、手始めにビデオ再生を行ってみた。
まずは、4:3でDVDビデオクラスの映像を再生。有機ELパネルの実力はゲームプレイもさることながら、こうしたビデオ再生でも顕著に表れる。PSPやNintendo 3DSと比べものにならないほど良好なのはもちろん、VAIO Zなどと比べても良好だと感ずる。あくまで感覚でしかないが、これはドット(ピクセル)の細かさにも由来しているかもしれない。だが、激しい動きでも遅延やブレが認められない(映像自体がブレているのは補完されないが)のは流石の一語。
続いては、16:9でハイビジョンクラスの映像を再生。1920 x 1080の映像がPS VITAのパネル解像度である960 x 544よりも大きいので、ドットバイドットとならないが、もともと1ピクセル単位でかっちりとした映像でないので間引かれても気にならない。パネルの大きさから考えれば高精細であるのだから、自明と言うべきか。
そして、画面写真は掲載しないが、PSストアにあるゲームのPVは、PS VITAに最適化されていると見紛うほどの美しさ。いやはや、ここまで画面表示が美しいのは高精細・高解像度好きとしては満足だ。下手に3Dに走らなかったのも大正解。そんな印象を持ちつつ、今回はここまで。
PSPはギレンの野望(初期に出たverのみ)以外これといってゲームをしておらず、1月に出るまどマギのゲームを買うとン年ぶりのPSPゲーム購入という状況で必要性は余り感じていなかったのですが。
これを見ていると、メディアプレイヤー代わりに買ってしまおうかなと思案しはじめました。
以前出していた有機ELのTVが、サイズはともかく画素数縦横半分でちょうど同じくらいでしたから、この時の経験が生きているのかもしれませんね。
投稿情報: 夢望騎士 | 2011/12/22 10:05
昨日ヤマダに行ったら初回限定版がおいてあったので、32Gメモリと専用ケースを併せて買ってしまいました(^^;
5千円程度お得なので、先行買いしても良いかなーと。
で、いくつか動画やデモゲームなどをダウンロードしてみましたが。
確かに画像は綺麗です。でも、携帯電話も携帯プレイヤーも有機ELなので、保っているのより綺麗だな~とか画面大きいな~くらいでさしたる感動もなく。
むしろ、テイルズのデモ動画、コマ数不足(15fps?)なのかコマ間のトビが気になって仕方がありません。
なまじ綺麗で残像が出ないため、明るい背景上で剣を振ったりすると、移動過程の向こう側の空が見えてしまって、逆にまるで液晶の残像のような錯覚が。
誤魔化しが効かないので、処理能力消費してでも60fps程度の早い動画構成にするか、アニメ的に残像を残したような絵を入れてスムーズ感を与えるなど、有機ELに合わせた処理が必要になりますね、vita専用のゲームには。
投稿情報: 夢望騎士 | 2011/12/28 09:29