アラブ世界は、チュニジアやエジプトの政権崩壊で大きな激動を迎えつつあるが、それに引き替え我が国の政権交代はいったい何だったのか?と思う今日この頃。民主党政権になって一年あまり。既に二人目の首相に交代しているが、この人も自ら政権基盤を削り取っているようにしか見えないため、いくら官房長官が否定してもむなしい限りである。大相撲八百長疑惑以上の展開がこの先出てくるだろうが、戦前のような政党政治凋落の二番煎じとならないことを期待するのみである。で、こんな4コママンガを。
国民生活に重要なこと → 予算を通すこと → 3分の2とれず不成立 → 首を差し出す。かっこつけても昔のような政治にしないと声高にいったところで孤軍奮闘の感(管)は否めず。外交音痴だけでなく国内もダメでは…といったところで、今回はここまで。
国民の熱狂的支持で政権交代を実現した菅総理も、やはり英雄として担ぎ上げたアテネの民衆により使い捨て懐炉のように排斥されたペリクレスと同じ運命を辿るのでしょうか。2500年の昔から人間はあまり変化しないようですね。正直言って経済不況により世界中が動乱の渦に巻き込まれて行く様子は1933年のヒットラー台頭の時に似ている様な気がして一生の間に同じような経験をするのではないかと気掛かりです。
投稿情報: 木造院電車両マニア | 2011/02/19 11:07