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2011/01/14

コメント

商業学校に入学した関係で5年制の最後の年に高等数学の名のもとに授業を受けた記憶が甦って来ましたが、実際面でdiffernceとdifferentialの観念の差を実感するのは卒業してから大部後でした。予科に入学してから微係数の微係数(δX分のδY)の式を解くように名指しされて級友の間で面目を施してからはや半世紀が過ぎました。光陰矢の如しですね。名著は何年経ってもその色が褪せることがありませんね、

わが家の解析概論は引き続き本棚で埃をかぶっています。
誤植だらけの「解析学入門」という教科書を使わされた我々出来の悪い学生にとって、さすがに岩波でした。サイズは相変わらずB5でしたっけA5の教科書サイズより一回り大きい版のままなんですか?
当時1800円だったものが今3200円とは意外に安い気がします。当時の1800円(もう40年近く前ですね)は大金。経済的に大きな負担で、誤植だらけの教科書をそのままにしていた教授陣を非難したことを思い出します。

コメントありがとうございます。

>名著は何年経ってもその色が褪せることがありませんね
 ↑
仰せの通りで、まぁ古くは中国古典(史記など)も古い話ではあるんだけれども、今でもそれが読み継がれるのは時代の変遷などを経ても色褪せない「不変」(普遍、でもいいか)のものがあるからかと思うんですね。根本自身が揺らいでしまうもの(例えば天動説)にしても、長年権威のあった「アルマゲスト」とかは数学書として見れば、まだまだ通用する部分が多いと思いますし。

>サイズは相変わらずB5でしたっけA5の教科書サイズより一回り大きい版のままなんですか?
 ↑
いわゆるB5版変形といわれるもので、B5よりも縦横比が小さくなっており、サイズとしては234mm×182mmとなります。LATeXで組み直されているので、活字独特の良さは失われているという意見もあろうかと思いますが、数式などは大変見やすくなっています。私的にはこれだけで買う価値ありと思いましたね。

B5判変形
多様な図書のサイズのために本棚の棚板の調整に苦労しました。昔はデータベースが不備でしたので翻訳のための参考書を多数用意しなければならず特に苦労しました。今は殆どのデータを検索できるので参考書類は昔程必要としなくなりました。LATeXによる製版については知識がありませんのでそのうち参考書でも読んでみようと思っています。文学書の復刻判ではないので昔のフォントを楽しむ必要はないかしれません。

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