前回の続き。
前回は、代官山駅周辺を見てきたが、今回はJR山手線等を越えて渋谷駅付近までの様子を見ていこう。
JR山手線等を越える東横線。ここは、鉄道ファンの撮影スポットらしく、親子連れなどが高そうなカメラをもって撮影に興じていた。渋谷方向を見ているが、さすがに線路がまっすぐ続いているだけあって見通しがいい。
JR山手線等を越えると渋谷駅に向かって大きな曲線を描く。この高架部分も地下化後はなくなると思うが、隣接するマンションからの風景(借景)も一転することだろう。もっとも、10年後くらいになるだろうが。
反対側の東横線と山手線等に挟まれたところ。以外に…といっては何だがそれなりのオープンスペースが空いているのにはびっくり。空地は渋谷清掃工場事業用地とのこと。注意書きの立て看板に「空き巣にご注意」とあるが、周辺に家(アパート、マンション含む)はなく、かつてはこの空地にあったものと思われる。
並木橋を過ぎた渋谷川沿いに見る高架線。この高架線を撤去したら、渋谷川ももう少しまともな親水公園みたいになることができるような…。とはいえ、片側に建物が密集しているので、単純にそうすればいいとも思わない。
最後に昨日載せ損ねた写真。渋谷1号踏切付近から代官山アドレス ザ・タワーをバックにした写真。やはり、背が高いので上の方が入りきらなかった(苦笑)。
といったところで、今回はここまで。
並木橋駅の痕跡がまだ残っていました。弟が青山学院の小学部に通っていた頃ご多分に漏れず遅刻すれすれでlこの駅を降りて金王丸神社の前を走り上がった話を覚えています。やがて横浜同様に高架部分も撤去されて痕跡はあとかたもなく消え去るのでしょう。
投稿情報: 木造院電車両マニア | 2010/05/19 13:53
木造院電車両マニア様、コメントありがとうございます。
池袋~新宿~渋谷という、旧来からの副都心を貫いて東武東上線と東急東横線をつなぐ都心を通らない地下鉄相互乗り入れ形態は初めて(南北線はかすめるというレベルか)、ということで相互直通運転するとどうなるかの興味がある一方、かつてのものが失われていく寂しさもあります。続編は、地下化工事を見に行くという割には、まったくといっていいほどふれておらず、撤去されるところばかりを見たということは、私もやはり寂しさを覚えたから、なんでしょう。
投稿情報: XWIN II | 2010/05/19 18:48
写真のJRの線路の白くなった部分を見たとき、山手線も湘南ライナー等も運転を止めずまた渋谷川の軟弱地盤と戦い乍ら工事を進めている日本のトンネル土木技術の水準の高さに感銘を受けました。都営地下鉄の金杉橋と五反田の目黒川の工事を冷凍液をコンプレッサーで送り込んで凍結状態にして掘削してた情景を思い出しました。以前大江戸線の赤羽橋から麻布十番まで担当した人間と飲み屋でご一緒したことがありましが、古川の軟弱地盤で杭を打つのに苦労したと言っていました。ジュラ紀の地層の欧州の地下鉄と違って沖積層の日本の鉄道工事は困難が伴います。
直通運転は益々増加する傾向にありますが、平塚駅の出発の10分の遅れも宇都宮の到着が大幅に遅れるという複雑なダイヤの処理の困難さも日々増加しているような印象を受けます。
投稿情報: 木造院電車両マニア | 2010/05/19 22:10
木造院電車両マニア様、コメントありがとうございます。
>写真のJRの線路の白くなった部分を見たとき、山手線も湘南ライナー等も運転を止めずまた渋谷川の軟弱地盤と戦い乍ら工事を進めている日本のトンネル土木技術の水準の高さに感銘を受けました。
さすが、私とは視点の付け所が違います。あの高架線の直下に地下鉄道を建設しているわけですから、そのご苦労たるや…。事故が起こらないのが当たり前というプレッシャーも相当でしょうし。
投稿情報: XWIN II | 2010/05/22 07:17