大晦日の渋谷金王八幡宮

今年一年もあと9時間ほどで終わろうとしている。昨日買い出しに行って、今日は大掃除だけで終わらせようとしたが、やはり買い忘れたものもあり、やむなく外に出かけることにした。で、せっかく出かけたついでに寄ってみたのがここ。

交差点名は「金王神社前」とあるが、正しくは「金王八幡宮」（こんのうはちまんぐう）。その一の鳥居が通称八幡通りに面して建っている。これをくぐって少し歩くと、

渋谷駅から数分の距離に、これだけ立派な神社があるというのは意外に思われる方も多いだろうが、渋谷地域のまちの歴史が古いことの表れだといえる。なお、「金王」（こんのう）とは、平安時代末期に活躍した渋谷金王丸常光（のちの土佐坊昌俊）に由来する（それまでは単に渋谷八幡宮と称した）。

大晦日なので「大祓式」に使う縄輪が用意されていた。普段はこのようなものはないが、年末らしい風情を感ずる。

さらにその先に本殿が現れる。今年の、いや来年の初詣はここにしようかなと思いつつ、むかって左側に目をやると

渋谷城の城石が残されていた。
と、いったところで今回はここまで。今年一年、当Blogをご覧いただいた方々に御礼申し上げると同時に、来年もよろしくお願いいたします。