これまで、VAIO type Z(VGN-Z90US)は、マイクロプロセッサがIntel Virtualization Technology(以下、Intel VT)をサポートしているにもかかわらず、BIOSで強制Disabledにされ、かつ、これを有効にする設定がなかったため、VMWare等の活用はもちろん、Windows 7からサポートされているWindows XP互換機能も利用できない状況にあった。だが、SONYの予告どおり、ついにIntel VTを有効にできるBIOSがリリースされたので、早速アップデート。ちなみに11月9日午後7時現在、VAIO Updateでは更新プログラムとしてリストアップされないようなので、VAIOのWebサイトで探すことになる。
BIOSアップデートはいたって簡単。昔を知るものからは隔世の感があるが、Windows上からBIOSアップデート実行プログラムを起動するだけでいい。すると上のような注意書きが表示され、問題がなければ「OK」ボタンを押すだけ。1分足らずのアップデート処理時間を経て、いったんシャットダウンされる。
そして、電源スイッチONで、BIOS画面を表示し、Advanced項目を選択すると、出てきた出てきたIntel VT設定画面。
デフォルトでは「Disabled」になっているので、これを「Enabled」に変更し、Exit Saveで、念のためのシャットダウン後の電源ON。見事にIntel VTを有効にすることができ、これでいつでも仮想化環境が用意できる。めでたしめでたしといったところで、今回はここまで。
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