前回(「同潤会 荏原普通住宅地」)の続きです。というか、おまけです。
前回は、現地の写真を掲載していなかったので、リアル感不足かなと思い、今回一部であるが追加する。
どことはいちいち特定しない(以下同じ)が、微妙な道の曲がり具合からどのあたりか地図を確認すれば見当がつくだろう。この道が私道なのか、あるいは単なる通路(建築基準法にいう道路ではない)なのか、あるいは公道なのか。道幅は2メートルより狭く、当時尺貫法であったことを思い起こせば、1間(約1.8メートル)ほどの幅かと思われる。
こちらは、同潤会住宅地の境界付近にあたるところ。通路はさらに狭くなっており、1メートルあるかないか(半間ほどか?)である。広角レンズで撮影すれば、もう少しまともな写真が撮れるのだろうが、いかんせん持ち合わせていなかったので、どうしてもこのような写真となってしまう。とにかく、街路が狭いので撮影するのも一苦労する。
これは、狭い通路というか側溝というか、ここが同潤会住宅地の境界で写真右側が同潤会住宅地となる。大正期の分譲地は、下水道(側溝)を境界線に配置する傾向があるが、ここもそういった特長を持っているのである。
以上、今回はここまで。
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