Beta版であれこれ言うつもりは毛頭ないが、この間、社にあったWindows 7 Betaマシンで2,000文字程度の文章を作成しようとしたところ、すぐに嫌になってしまった。辞書が鍛えられていない云々ではなく、キー操作が云々ではなく(ちなみにATOKはMS-IMEキー入力モードとして利用している)、とにかく気持ちよく思考を邪魔されない程度の日本語仮名漢字変換がうまくいかないためである。
これは比較の問題ではある。Microsoft Officeに付属しているMS-IME 2007を使っていた方が、Windows 7 Beta版に付属するMS-IMEを利用するなら、ここまでは思うまい。しかし、ATOKを使い続け、先週ATOK 2009に切り替えた私としては、いつまでこんなにバカなんだろう?と思ってしまう。
ブラッシュアップが信条のWindows 7だが、MS-IMEの日本語仮名漢字変換は日本独自の問題なので、優先順位が後回しにされているのかもしれない。あるいは、これはジャストシステムを生きながらえさせるというMicrosoft社(マイクロソフト日本法人ではない)の深遠な戦略なのかもしれない。まぁ、仮名漢字変換の選択肢がなくなってしまうよりは、バカなままでもいいか。そんなことを考えたとさ。
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