あけましておめでとうございます。2009年も始まりました。東京地方は天気にも恵まれ、初日の出も拝むことができた。せっかく早起きもしたことだし、ということで普段行かないところに初詣に行こうと家人と話し合い、東京都目黒区にある碑文谷八幡宮に初詣に行くことにした。最寄り駅は、東急東横線都立大学駅または、東急目黒線西小山駅だが、道のわかりやすい西小山駅から向かった。
意外に、といっては何だが、碑文谷八幡宮の参道は結構長い。地図で確認すると社殿までざっと200メートルほどある。また、参道とつながるように立会川緑道が続いているので、これも合わせると1キロメートルには及ぼうかという長さである。冬なので、木々は枝ばかりだが、季節が春ならいい感じの並木道となるだろう。
一の鳥居に続く、二番目の鳥居。これも新しいが、こういう所からも地域に大きな影響力のある八幡宮だと感じた。
碑文谷八幡宮敷地内には、「碑小学校創立之地」という碑もある。碑文谷村最古の小学校である碑(いしぶみ)小学校が、神社の敷地の一部を借りてスタートしたことが伺える。この小学校は現在まで続いており、今は円融寺の隣接地に移っている。
一年間お世話になった破魔矢やお札などを置く場所には「ぬいぐるみはお断り」とか、写真には見えないが「ダイオキシンの発生するものはお断り」などがあり、昔と違って色々とうるさくなっているようである。
で、肝心の初詣だが、行った時間は午前中であったにもかかわらず(というか午前中だったからか)なかなかの行列。社殿からざっと80メートルほどの行列ができており、一人15秒かかるとして計算したところ、小一時間は並ばなければならないようだったので、行列を横目で見ながら神殿横まで進み、正面からというわけにはいかなかったが、斜め横から手を合わせた(苦笑)。
今から100年前の明治42年の地図における碑文谷八幡宮周辺。参道はもちろん、周辺の道筋も現在と変わらないところが残っている。近く(地図上右上)には円融寺もあり、往時からこのあたりが碑文谷村の中心域であったことが確認できる。というわけで、今年の初詣は無事に終わった。めでたしめでたし。
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