ページ数 832ページに及ぼうかという大著、「アルゴリズムデザイン」をようやく読み始めた。先々月には購入していたのだが、長い間枕にしていたわけではなく、いわゆる積ん読状態になっていた。最近、ようやく仕事も落ち着いてきたので、読み始めてみようという気になったはいいのだが、ページ数が多いだけでなく良い紙を使っていたり、しっかりとしたハードカバー(しかも今時の書籍には珍しく、しおり紐が2本もついているのだ)なので、頭だけでなく腕力も鍛えられる(苦笑)。じっくり読むべきものなので、通勤途上に読もうとは思わないが、いやはやなかなかに重い…。まぁこれについては、原著もハードカバー版はしっかりした作りでかつ重いのは変わらず、装丁に関して言えば、共立出版さんは日経BPなどと違って、よく頑張っていると言えるだろう。
価格も、原著は107.20ドルで、最近円高が進んだのでそうは思わなくなりつつあるが、日本語版の定価15,000円というのも頑張った価格だと思う。書籍としては高額の部類に入るが、それもまた仕方がないといった感じだ。
まだ読み始めたばかりなので、内容について書きようがないのだが、原著と表紙が異なっているのが面白い。
これが原著の表紙だが、どちらも鳥類である。調べていないので何とも言えないが、おそらく大いなる意味を含んだものであるに違いない。というわけで、しばらくの間、この大著に付き合っていくことにする。
コメント