思えば、長かった。
据え置き型ゲームプラットホームとしては、PLAYSTATION 3以来の購入となるが、PlayStationシリーズ以外のものとなると、実にSEGAのDreamcast以来、ほぼ10年ぶりとなる。それだけ、SCEIのゲーム機慣れしてしまっていたのか、と今さらながら驚かされるが、本当ならまだXbox 360には手を出したくなかった。しかし……。
PLAYSTATION 3で、プレイしたいと思うゲームがほとんどなく、一方でPlayStation 2との互換性も現行機種では断たれたまま。そして2009年春頃まで眺めてみても、この状況は変わらない。SCEJはもっと力を入れなければならないだろうに(というか力のいれどころを誤っているとしか思えない)、この体たらくは何なんだ?という想いは、かれこれ半年以上続いている。この間、PLAYSTATION 3が壊れたり、その結果としてコピー禁止データの扱いに強い嫌悪感を覚えたり等、ゲームソフトウェアのリリースに対する不満以外のものも出てきた。まさに、こういう時が浮気の起こるタイミングだとなるだろう(苦笑)。何せ、今のPLAYSTATION 3 40GBモデルは、PlayStation 2との互換性がなくなり、PlayStationプラットホームと呼ぶことはできない。PLAYSTATION 3というよりもBlu-ray STATION、略してBLAYSTATIONと言うべきものだからだ。
そこへ、Xbox 360の値下げがやってきた。ただ、単にそれだけでは食指が動くはずもない。それは、2009年春まで眺めてみれば、明らかにPLAYSTATION 3よりもプレイしたいと思うゲームが多いから、という理由による。他にも、ハードウェアに対する信頼性の低さも気になっていたが、ようやくここに来て多少はまともになったような印象を受ける(消費電力の低減が大きい)。
とまぁ、そんな感じで買ったのが、新たにスタンダードの位置づけとなった60GBモデル。エリートという手もあったが、やはりちょっと心配だったのと、せっかく今回新登場なのだから、ということで決めた。Amazonとかでは転売屋が法外な価格をつけているようだが、ちょっと探してみれば60GBモデルは店頭で買うことができる。私も、特に慌てることなく購入できた。
初のXboxシリーズなので、箱を開けているだけで色々と楽しめた。様々なアイテムがビニール袋に入れられているが、いかにも安っぽく感ずる。比較するのがPLAYSTATION 3では勝負になるはずもないが、PlayStation 2と比べても微妙な印象で、次世代機と呼ぶには安っぽい、いい意味で言えばカジュアルに扱えそうだという感触だ。
つづく。
私はXbox 360の左スティックの操作で腱鞘炎になりました。
汗で滑って親指がやばいです。
投稿情報: Nikapyon | 2008/09/25 02:44
Nikapyon様、コメントありがとうございます。
確かにやや上側にあるスティックがやばめの位置で、Xbox 360でもPSコントローラが使えるといいなぁ、と思ってみたり。
手の小さい私には、まだこれでも大きいと感じてしまうのです。
腱鞘炎にならないよう、お互い気をつけましょう。
投稿情報: XWIN II | 2008/10/05 08:46