今日で、VAIO type Zを使い始めて5日目になる。今年は、いわゆるお盆休みはなく(工場系はしっかり休みであるが)、お盆休みに代わるものとして、来月に一週間ほど休みを取る予定である。そんなわけで、通勤電車も限りなく空いている中、VAIO type Zを持ち歩いてみた。ACアダプタと本体を合わせても1.8kgを切るくらいなので、まったく苦にならない重さである。VAIO type SZも、2kgを切る重さなのだが、たったの0.3~0.4kgの違いとはいえ、それ以上の違いを感じたのは確かである。もっとも、数日も経てばこの重さに慣れてしまい、感動は薄れていくのだろうが…(苦笑)。
さて、その1では主にマイクロプロセッサの情報を、その2ではGPUの情報を各種情報ツールを利用して確認してみたので、今回はシステム全体を概観するため、デバイスマネージャの情報表示から示していこう。やたらと縦に長くなるので、二つに分けて示すことにする。
いちいちUSBにぶら下がっているデバイス等は、さらに長くなる元凶なので、興味深いもの以外はあえて展開させていない。また、一番最上位に置かれるマシン名も意図的に隠してある(苦笑)。順に眺めていくと、マイクロプロセッサはCore 2 Duo T9600、Gbit LANはCentrino 2を構成するIntel 82567LM、SDメモリカード・メモリースティック・i.LINK(IEEE 1394)はRICOHの統合コントローラチップが担っている点が注目だろうか。
そして後段。今でも重要なレガシーインタフェースであるLPCにぶら下がるのは、タッチパッド(ポインティングデバイス)やキーボードなど。Serial ATAには、HDDと光学ドライブが接続。HDDは日立のTravelstar 7K200(HTS722020K9SA00)、光学ドライブは松下(もうじきPanasonic)のDVDスーパーマルチドライブUJ-862ASとなっている。GPUは、nVIDIA GeForce 9300M GSだが、そのすぐ上にあるMobile Intel(R) 4 Series Express Chipset Familyとあるのは、チップセット内蔵のグラフィックスコアのことである。つまり、Windows VistaではWindows XPに対する、あまり多くはないが間違いなく大きなメリットとして複数GPUを管理することができるので、OSの再起動なしでGPUの切り替えが行えるというわけである。
時間がないので今回はここまで…というより途中まで書いていて終わらないので、切りのいいところで終わりにして一部を明日(次回)に回す。次回は、各スペックを眺めつつ、あれこれ使用感も含めて思いついたことを書いていくつもりである。なお、ベンチマーク的なものについては、インプレスさんやITmediaさんなど、既に多くのニュースサイトで取り上げられているので、そういったものに載りにくいようなものを行おうと思っている。ということで、今回はここまで。
コメント