国民投票法で成人年齢を見直すという議論が始まっているが、むしろ、引き下げるよりも引き上げた方がいいんじゃないか?と思う。本来は人それぞれ、であり一律ではかることができるものではないが、今の教育制度や教育上の問題から考えれば、下げる方向ではなく、上げる方向ではないかと考えたくなる。
根拠は?というと、子供の親ですら、大人でないと思う事例が多く、加えて少子化によって兄弟姉妹も少なく、親にかまわれ過ぎで子離れ・親離れすら困難な時代、子供の「自立」だけでなく親の「自律」も求められるだろう。そういう見地から考えれば、20歳が成人であることすら微妙であり、22歳あたりを成人とした方がいいのではないか、と思うのだ。
とはいえ、こんなものは根拠などあってないようなもの。しっかりした根拠に見えるものほど、嘘っぽい。主観的なものにすぎないのだから、人それぞれ。いっそのこと、国民投票法の練習(そもそもこういうものを対象としていないのはわかっているが…)として、成人年齢の引き下げか、現状維持か、あるいは引き上げかをはかってみたらどうだろう(苦笑)。
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