というわけで、心身ともに疲れ果てた心と体をいやすため、早いうちに行っておこうと思っていた「安彦良和原画展」に、今日行くことができた。場所は、川崎市中原区にある川崎市市民ミュージアム。最寄り駅はJR南武線の武蔵中原駅だが、JR南武線沿線住民でもない限り、この駅はあまり使いたくないので、東急東横線新丸子駅から歩いていくことにした。推奨方法は、武蔵小杉駅からバスを利用するようにとあるが、せっかく等々力緑地を通るのだから、ということで歩きとしたのである。
歩くこと約20分ちょっと。約2km弱の距離を歩けば、等々力緑地内にある川崎市市民ミュージアムに到着する。展示は色々あるようだが、「安彦良和原画展」がメインのような扱いである。
別にこれ以外にも常設展示やら、何やらはあったのだが、これしかないような雰囲気。とはいえ、来場者のほとんども「安彦良和原画展」が目的のようだったが…。
原画展、ということで派手な演出等はなく、ライディーンやガンダム等といったフィギュアが数点展示されているだけで、あとはひたすら原画等があるだけ。原画展という看板に偽りなしだったが、小さなお子様(だいたい小学生くらいまで)には面白くないようで、親に連れられてきた子供たち(親の付き合いか、ガンダムというキィワードにつられてきたのだろう)は、つまらなそうにしていたのが悲しい。原画そのものの評価は、私のようなものが口にするのも憚れるので、あえて言うことはしないが、よかったとだけ言っておこう。
あと、せっかく安彦氏のインタビュー等が紹介されているビデオが上映?されていたのだが、これが15インチほどの小さなテレビ。もう少し、大きな画面で見せてほしかったが、川崎市に望むのは無理だろうか(苦笑)。
原画展の図録として販売されている、4,200円もする本を購入した。なかなか読みごたえのある本で、これを手に入れるだけでも行った価値はあったと言っても過言ではない。いや、原画を見ることができたことに比べれば、価値は劣るか…、いやそんなことはないか。
ということで、貴重な休暇の大半は、川崎市で過ごすこととなりました。今日はこれまで。
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