幸いなことに深刻な事態にはならなかったが、今時、こういうのはありかと驚いた(裏を返せば昔ならよくあることだったのだが…)。
VAIO Updateを有効にし、そしてアップデートの指示が出た。SONYのサイトにつなげ、そしてVAIO Updateプログラムのアップデートを行った。無事にダウンロードも終了し、アップデートプログラム(InstallShield)が走り始め、すぐにアップデートが完了した旨表示がされ、再起動の必要があります、となった。
このような流れなので、ユーザの任意の再起動待ちかと思ったが、さにあらず、次々とウィンドウが閉じられていく(汗)。作業中のデータもあり、アプリケーションソフトウェア側ではいわゆる「保存しますか」的なメッセージボックスを表示したが、強制的にウィンドウはすべて閉じられ、手を施す暇もなく、シャットダウン作業に突入していった。
昔(といってもそれほど遠くない昔)であれば、アップデート作業を行う前にはデータを保存するのはいうまでもなく、他の作業を行うのもいかがなものか状態であり、自衛のためにアップデート作業に専念するのは当然だった。だが、最近ではユーザ層のすそ野の広がりに合わせる形で、ユーザライクな流れでアップデートも行われるようになっており、余計なお世話ではないかと思えるような程、過保護なものもある。
だが、このVAIO Updateプログラムアップデートの仕打ちは、久々にPCの諸行無常を味わうことができた。数時間の作業が徒労に終わるほど空しいものはない。幸いにして、10分程度の作業が無に帰しただけで、貴重な経験を得ることができたのだから、文句は言うまい。ただ、言いたいことは、「なかなかやるな、VAIO Updateのアップデートプログラムめ」というだけである。
わかります。同じ目に遭いました。
ソニーは、ユーザーすべてが初心者だと考えているみたいですね。
10年もパソコンで仕事していると、
ソニー開発部のレベルの低さがひしひし伝わります。です。
やっぱソフマップとかの、玄人系メーカーの方が
業務上の使用ではいいのかも?
投稿情報: I.I | 2009/04/11 06:42
I.I 様、コメントありがとうございます。
まぁ、SONYのやり方としては、最大多数の最大幸福を目指しているのかな、とは思いはします。とはいえ、Updateが難儀なのは今も昔も変わらず。ユーザが任意で行なうには、あまりにシステムが複雑怪奇になっていることもあり、私的にはSONYが云々と言うよりも、様々なハードウェア及び多様なソフトウェアを相手にせざるを得ないが為の問題かと…。
有無を言わせずシャットダウンするのも、シャットダウンしろ!というのにしないで放置するユーザが多いのかもしれません。結局は複雑化するPCと単純化するユーザの弊害なんでしょうね。
投稿情報: XWIN II | 2009/04/22 20:49