Windows Vistaが1月30日にリリースされたが、平日に仕事を抱えている人の多くは、週末にインストール(セットアップ)等を行っていることだろう。ご多聞にもれず、私もこの週末にマイノートPCであるVAIO VGN-SZ90PSにWindows Vista Ultimate、Microsoft Office 2007 Professional、そしてWindows Live OneCareを導入した。
上にそのパッケージを示したが、今回の製品はすべてパッケージが同じスタイルに統一されている。プラスチックケースの大きさは、高さが一般的なDVDビデオのトールケースと同じ程度で、厚さは2倍程度となっている。取り出し方は、パッケージの中側を横にスライドさせることで行う。
上のような形となるが、DVD-ROMまたはCD-ROMが格納されている表部分と、マニュアル類が格納される中身の部分から構成される。ちなみに、DVD-ROM(またはCD-ROM)は1枚のみではなく、Windows Vista Ultimateのように2枚格納することが可能と、若干余裕をもった作りとなっている。
それにしても、マニュアル類は貧弱だ。昔を知る者としては悲しいが、これも時代の流れだろう。リファレンスマニュアル等は別途購入というのは仕方がないが、紙の本としてだけでなく、PDF版などで提供していただきたいとも思うが、価格面を考えると買いたいとは思えないような設定なので、やむを得ないか…。
と、横道はこのくらいにして、いざVistaのインストールの前にやっておかねばならないことがある。それは、VAIO VGN-SZ90PSをリカバリによって、ほぼ購入時に戻す作業である。これを行うことで、何か問題が発生した時に、原因追究作業時の負担を軽減することや、今後、SONYからVistaに対応させるための各種ドライバ等が提供されたときに、その対応をさせやすくする狙いである。一番いいのは、クリーンインストールなのだが、最悪の場合、まともに使えなくなる危険がゼロではないので、安全策をとるためとしてリカバリ直後の状態から、Vistaにアップグレードするという方法を次善の策として採用したのだ。
ただし、リカバリ作業は、システムソフトウェアレベルまでのみ行い、アプリケーションソフトウェアのリカバリは行わなかった。理由は、矛盾する言い方となるが、Vistaのアップグレードに対する不安(不安定)要因を減らすためである。リカバリは購入時の状態に戻してはくれるが、余計なアプリケーションソフトウェア群も大量に連れてきてしまう。これらがVistaのアップグレードの足を引っ張らないとも限らないので、必要最低限のものだけで行いたいという意志の表れというわけだ(苦笑)。
とりあえず、次回に続く。
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