今、私の自宅PCはデスクトップPCではなく、SONY VAIO SZこと、VGN-SZ90PSを利用している。よって、マイクロプロセッサはCore Duoなのだが、先々月、Core2 Duo Tシリーズが出てきて、載せかえようかどうしようか逡巡していた。
Core2 Duo TシリーズとCore Duoは、差別化されているようで、その実、それほど大きな差はない。私の見る限り、もっとも大きな違いはと問われれば、「それはダイサイズである」と断言する。Intel社が主張するIntel 64(以前のEM64Tであり、AMD 64の憑依版ともいえる)サポートや、128-bit単位でSSE関連命令を処理できるなど、機能拡張が行われてはいるが、それはMobileプロセッサとしてのそれではなく、デスクトップ向けプロセッサとしての役割を与えられたが故の負の産物であるという理解だ。
しかし、機能拡張に魅力を感じない私ではない。機能拡張は大きな魅力である。そうやって、これまでにもXeonプロセッサを導入してみたり、Dualプロセッサ構成にしたり、あるいはBanias(初代Pentium M)に喜んで飛びついたりもしてきた。
この二つの相容れない相克が、逡巡となって表れていたのである。
そこで、あれこれ考えていたのだが、手っ取り早いのは実際にCore2 Duoを試し、64-bit対応OSでそれを動かしてみようということになった。幸いにして、勤務先にはそういった環境は既に構築されている。前評判や他人の評価も参考になるが、自身でそれを見極めることは重要である。要るパフォーマンスアップもあれば、要らないパフォーマンスアップもあるのだから。
っと、ここでつづくだ!
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