トルコのイスタンブールに巨大な国際空港をつくるというニュースを見て、どのあたりに建設されるのだろうかとGoogle Maps(グーグルマップ)で確認しようとした際、ふと気付いたのが……。
クリミア半島の付け根に、暫定国境らしきものが引かれていることだった。しかもヘンに色塗りされて、一部が見えなくなっている。この線が国境や州境、自治共和国境を表していないことは、他の線と異なるだけでなく、コソボの国境と同種の線が採用されていることからも明らかだ。一方で、
こちらのケルチ海峡は、一切国境線などが引かれていない。ここにはウクライナとロシアの国境が引かれていたが、今ではまったくないのだ。クリミア半島付け根に引かれた暫定国境線と、ケルチ海峡から消された国境線。これらが表すことはただ一つ。クリミア半島はロシアに暫定的に帰属していると、Google Mapsが示しているわけだ。
といったところで、簡単に今回はここまで。
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