最近(というかここ数年)、私の世代が(たぶん)みんな偉くなって、決定に関与するようになってきているからか、世代的好みに合うようなものをよく見るようになっている。既に放映開始して40年前後経過している特撮ヒーローの世界においても、「懐かしさ」だけでなく「大人の嗜好にも耐えうる」だけのものも増えてきている。そういう中で、講談社第四編集局さんから出た「キャラクター大全 仮面ライダー1号・2号編 仮面の男パーフェクトファイル」は、今になってこれだけのものを出せるのかと感嘆する出来である。
「原点にして最高峰」とか、「「仮面ライダー」(1号、2号)全100話(テレビ98話、劇場版2作)のあらゆる情報を完全網羅した究極の一冊!」(裏表紙帯)とあるが、本当に完全かと問われれば微妙なところはあるものの、言うだけの内容はあるといえる。
今まで見たこともないスチール写真や、おそらく画像処理されたきれいなビデオ映像からカットされた写真など、内容は豊富で、ライダー関連の数多ある書籍の中で近年にない異色の出来だと思う。
といったところで、今回はあっさりとここまで。
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