昨日(5日)、正式発表されたFuturemarkの定番3Dベンチマークテスト「3DMark」の最新バージョン。そのうち無償版のBasic Editionを早速ダウンロードしてインストール、実行してみた。
Basic Editionは、例によってベンチマークテスト及びデモを走行させることしかできず、細かい設定は一切変えることもできないが、とりあえずはそれで十分。ベンチマークテストは大きく3つあり、それぞれ
- ICE STORM:モバイルデバイス及びエントリークラスPC向け
- CLOUD GATE:ノートPC及びホームPC向け
- FIRE STRIKE:高性能なゲームPC向け
とカテゴライズされており、実際実行してみると見事なまでにぬるぬるからカクカクまで、GPU性能の現実を直視できる(苦笑)。では、結果を以下に示そう。
ICE STORMは、モバイルデバイス及びエントリークラスPC向けというだけあって、テスト実行時の平均FPSは80前後をマークし、3Dモデルの貧弱さは否めないが、まったく問題なくぬるぬる動く。これだけのFPS数値であれば、まったく問題がない。そしてCLOUD GATEは、ノートPC及びホームPC向けとされるものであり、PMD経由のVAIO Z21はターゲットとなる。平均FPS値は30前後で、ぬるぬる感はなくなり、多少引っかかりを感ずることも生じてくる。まぁ平均30FPSなので、こう感ずるのも妥当なところだろう。
最後のFIRE STRIKEは、高性能なゲームPC向けと銘打たれているように、正直VAIO Z21には荷が重すぎる。嗚呼、これこそ3DMarkだと思わせるほどのカクカクさ。一桁のFPS値ではもはや語る言葉もなく、これってストップモーション的演出? と問われても、はいそうですとしか言いようがない…。まぁ、そんなところだ。
といったところで、今回はここまで。
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