前回の続き、というわけではないが、もう一枚伊勢丹新宿本店開業時の興味深い写真をご紹介しよう。
今回は、店内の写真で「一階客用エレベーター前広間」とある。エレベータも階段も、こりゃまた重厚な感じで、エレベータ1台毎に制服姿のエレガ(と当時言ったかは不明)が配置され、左側の案内所風のところには、和服の案内係さん(かどうかは不明)がいらっしゃる。写真で見る限りだが、気合いの入り方もただ事ではないという印象を強く受ける。それだけ、伊勢丹は新宿進出に賭けていたということなのだろう。
といったところで、今回はここまで。
レトロ感覚の重厚な装飾金具と間接照明が印象的です。今日では鋳物の木型を作るだけでも大変でしょう。経営者の意気込みが感じられます。
投稿情報: 木造院電車両マニア | 2010/11/17 08:51