かつてのスーパーファミコン末期(1996年)に登場したゲーム「スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LOAD OF ELEMENTAL」は、私的になかなか気に入ったゲームであったが、その後、こういった作品が出てこないことにがっかりしていた(ライブレード? あれは今一だったさ…)。そして、干支を一回り以上経た2010年になって「スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LOAD OF ELEMENTAL」と微妙にタイトルを変えた形で、Nintendo DSをプラットホームとしてリメイクされた。本来なら、新作がほしいところだが、諸般の事情を考えるとこれが精一杯なのかなと思いつつ、早速購入プレイを開始した。
Nintendo DSならではの二画面を活用したグラフィックスや、かつてのROMカセットとは比べものにならないほどの大容量を得たことで、追加グラフィックスも多数追加されているが、11話くらいまで進めた感触では基本ストーリーは変わっていないような印象である。ほぼ13年ぶりとなるが、意外に覚えているものだな~と実感する。
では、ここまでプレイしてみて気になった点を簡単に列挙しておこう。
- 解像度の問題だろうが、スーパーファミコン版(以下SFC版)と比較してグラフィックスが荒い。
- SFC版はROMカセット内に音源チップを内蔵していたが、さすがにDSでは無理からか、あるいはサウンドに力を入れていないからか、かなりちゃちい音になっている。ヘッドフォンを通せば聞こえ方はましになるが、いかんせん音源そのものがいまいちなのでちゃちい感に変化はない。
- これまでのスパロボの経験を得たためか、アニメーション的効果が増えた。しかし、DSなのでSFC版との比較ではよくなったと言えるが、他作品と比べれば特筆するものでもない。
とこんなところで、今回はここまで。
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