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2010/02/19

コメント

そうでしたか。
私も、長原の項目を読んで、変だなと、ずっと思っておりました。
ウィキペディア、書きなおしてもらいたいものです。余りにも違うんですものね。

WIKIPEDIAはついつい鵜呑みにしてしまいますが、大変参考になりました。軽い気持ちで喋ったことが後で実しやかに定説となった経験があります。意図的に流された情報が本物になったこともあります。実害はありませんでしたが物事は検証が必要ですね。

コメントありがとうございます。

Wikipedia(日本語版)は、暇つぶしには使えますが、資料調査には参照するのも憚られるものが多いですね。意図的、悪意のある記述もそれなりにありますから。
私は辞書、辞典の類のものは、そこに調べる内容だけが記載されていればいいものだとは思っておらず、編纂者の意図が入ってこそ、だと考えています。要は取捨選択が適切になされ、編集思想というものがあってしかるべきであると。
なので、Wikipediaのように誰もが好き勝手に記事を追加できるという仕掛けは、信用できるできないの問題以前に、散文・乱文が野放図状態になるところに難がある。中には、適切なものがあるのも確かですが、悪貨が良貨を駆逐すると申しましょうか…。

Wikipediaを充実させることがみんなの役に立つと本気で考えている人もそれなりにいらっしゃるようですが、考え方(思想)の違いで、私はゴシップが蔓延する温床くらいにしか思えません。最低でも、誰が執筆したのか責任を明快にしていただきたいものですね(本名を出せ、という意味ではありません)。

表題と関係ない話題で恐縮ですがこんな記事を見つけました。

■ <東京・大崎>象が大暴走
昭和13年1/19午後9時、品川区大崎広小路で武蔵小山からやって来た逆立ちが得意な木下サーカスの牝象のマカニー(6)が歩いている途中、ロータリーの池上線ガードで電車の渡る音に驚き、道を逆走して逃げ出した。マカニーは5尺(1メートル51センチ)、300貫(1.1トン)の小柄な象だったが、ガラス屋の小僧の自転車がマカニーに足を引っ掛けられ横転、ガラスの割れる音にマカニーはますます興奮してパオーと奇声を発して小僧を襲おうとした。しかし野次馬や円タクのヘッドライトにマカニーはひるみ、五反田2-329の煎餅屋吾妻屋の横の幅1間の路地に突進、折しも煎餅を焼いていた女たちは突然の象の出現に呆然とし、路地にいた子供3人は逃げ出した。マカニーは象の浅知恵でビスケットにつられ、午後12時にようやく通りに出てきた。マカニーは無事に1/20午前1時には大崎駅に着いた。

今もですが大崎広小路のガードを渡る音はかなり響きますよね。

長原在住の方
面白い記事有り難う御座います。大崎は貨物駅としては大きい方で周りに大きな通運業者が店を構えていました。木下サーカスは小生が小学校高学年であった当時は大きな娯楽施設でした。

長原在住様、コメントありがとうございます&興味深い話題をご提供いただき、感謝申し上げます。

大崎広小路~五反田間の高架部分については、池上電気鉄道が工事施工中に当局に対し、「工事方法書一部変更認可申請書」をいくつか提出していますが、その中の一つに「高架鉄橋を鉄筋混疑土スラブ橋に変更。理由は電車の運転に伴う騒音軽減と将来の維持費削減のため」というようなものがあります。当時から騒音について、近隣からそれなりの申し出があったことを予想させるものですが、それでもマカニーちゃんが驚くところを見るとうるさいのは変わらないってことですね。

皆さんもう一つ池上線関連の記事を見つけました。XWIN II 様の受け売りで恐縮ですが確かこの前年の昭和9年に池上電気鉄道は目黒蒲田電鉄に統合されたと記憶しております。故に記事にも目蒲電鉄池上線と記載されております。またこの事件が発生したときはまだ新奥沢線が走っていた時期と考えると何となく感無量です。

■ <東京>池上線で毒入りドラ焼き
昭和10年3/30午後1時、目蒲電鉄池上線の五反田発蒲田行きの列車が池上駅を通過してすぐ、網棚に白い包装紙が置き忘れてあるのが見つけられ、中身はドラ焼き6個だった。転轍手の渡辺美実(32)が貰い、午後5時に運転手の依田利政(33)、車掌の安田進吉(27)、踏切番の関山留吉(46)も食べたところ全員が苦しみだした。ドラ焼きには猫いらずが入っていたのである。さらに3/30午前12時37分にも蒲田発五反田行きの122号列車が五反田駅に着いた際に、座席に鼠色の風呂敷が置き忘れてあり、これにもドラ焼き10個が入っていた。3/31午後、捨てようとしたところ、大岡山駅前の運送店人夫の安喰与蔵(39)が「もったいない」と1つ食べたが、「味がおかしい」ともう1つ食べて苦しみだした。餡から青い炎が出ており、これも猫いらずが入っていた。

昔からこの手の事件はあったのですね。

長原在住者様
いつの世も根暗らな人間がいるもので、油断も隙もありません。猫いらずは燐ですので一旦血液に入ると抜くことができません。昔はこんな危険なものもの市販されていました。大岡山駅には貨車専門のホームがあり何軒か駅出し専門の運送店がありました。貨車は菊名経由で国鉄に連絡していました。駅出しなどと言う言葉も死語となりましたね。

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