麻生内閣総理大臣は中川大臣を更迭せず、中川氏自らに辞任させた。それも続投会見(予算が上がるまで、というのは予算成立までの続投会見であってあれは辞任表明会見ではない)を開いた上で、その日のうちの辞任会見という見事な醜態をさらさせてのもの。しかも辞めたのは、本人の都合だといわんばかりの不見識。
ここまで見事に他人事として振る舞うのは…。短命政権のトップ、皆そうだった。次々辞任していく大臣は、みんな本人の都合。任命責任は形の上だけだと強弁し、なぜ辞任せざるを得なかったのかという「流れ」が見えていない。裸の王様と言っていいのだろうか。日本経済もピンチだが、日本政界はピンチを過ぎて終わった感が強い。それなのに、来年度予算が成立すればいい!という、自己保身ばかりの哀れな態度。他のことは、みんな他人事ってことか。
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