昨日発売となったXbox 360用ゲーム「スターオーシャン4 THE LAST HOPE」（以下SO4）のプレイを開始した。SO4は、4と示すようにシリーズ4作目（番外編や移植版除く）であるが、面白いことにすべてプラットホームが異なっている作品でもある。
- スターオーシャン（スーパーファミコン）
- スターオーシャン2（PlayStation）
- スターオーシャン3（PlayStation 2）
- スターオーシャン4（Xbox 360）
すべてのシリーズをプレイしている私であるが、ゲームシステムが簡単操作でありながら実に深く作り込まれているため、やりがいがある作品として私が好きなシリーズである。だが反面、フリーズするなど致命的Bugもよく見られるので、いつセーブさせてくれるんだとびくびくしながらのプレイも楽しめる（苦笑）。とはいえ、Xbox 360はHDDインストールをサポートしており、SO4も問題なくそれを実現している（中には「アガレスト戦記なんちゃらかんちゃら」のように、そんなことすらできない不具合を抱えたものもある）ので、フリーズの原因の半分程度を占めるであろう、光学メディアからの読み込みエラー可能性を避けることができるのはありがたい（Xbox 360版が不具合を発すると言いたいわけではない）。
そんなわけでディスク3枚組のHDDインストールを行い、HDDを16GBほど占有させてプレイ開始。既にWeb等で公開されているものよりも質の高い画質で再生されるムービーを鑑賞しつつ、適当なタイミングでSTARTボタンを押し、New Game選択後、難易度はもちろんGALAXY LEVEL（普通）でスタート。しばらくはイヴェント続きなので、それを眺めながら進め、SO4の戦闘システムの基本を学ぶチュートリアルを開始。これをしっかりやるかやらないかで、その後のプレイは変わってくる。いくら紙（文字）のマニュアルを読もうが、プレイムービーを見ようが、実際に自分がコントローラを使いキャラクターを操作しない限りは、操作感は掴めない。私はチュートリアルを順にこなし、今一つ掴みにくかったサイトイン、サイトアウトを3回こなして感触を掴み、すべて終えるのに20～30分を要した。早く先に進めたいという気持ちを抑えつつ、ここでしっかりとチュートリアルをやっておけば、後になってやり直す（理解し直す）より、効率的に進めることができる（テイルズシリーズのようにはいかない）。
SO4の戦闘システムで、なかなかいいなと今のところ感じているのは、何らかのボタンを押して防御操作を行う代わりに、何も入力しないのが防御的な操作になるという点である。適当にがちゃがちゃボタンを押すだけでは済まないということ、何より忙しいボタン入力をしないで済むという2点から、このシステムはありがたい。相手との間合いをうまく見定め、適切なタイミングでボタンを必要なだけ押す。アクション的要素は当然あるものの、アクションゲームよりもボタン入力が少ない（あれとあれとあれを同時押ししながら、続けてあれとあれの同時押しみたいなのは少ない）というものである。そういうシステムでありながら、間合い・タイミングで攻撃方法が変わるので、「テイルズ オブ ヴェスペリア」のような単純な戦闘システムでもない（あれはあれで中毒性は高いが）。まぁ、このあたりはスターオーシャンシリーズの伝統であるので、過去のシリーズ（特にSO3）の戦闘システムが気に入っていた方なら、さらに楽しめるのではないだろうか。
といった感じで、SO4を始めて今は3つめの惑星まで来たところである。仲間は4人で、バトルのとどめはなるべくヒロイン レイミ・サイオンジ嬢にお願いしている（笑）。理由は、プレイをされた方なら言うまでもないだろう。といったところで、今回はここまで。
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